大正12年、下関。テル(田中美里)はみすゞというペンネームで詩を雑誌に投稿していた。西條八十(イッセー尾形)に見いだされ、一躍童謡詩人の憧れの的となる。しかし、政略結婚によって彼女は書くことを禁じられる。