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Dolls ドールズ (2002)

結婚の約束をかわしていた松本(西島秀俊)と佐和子(菅野美穂)だったが、松本は佐和子を捨てて社長令嬢と結婚の約束をしてしまう。挙式当日、松本は佐和子が自殺未遂をで入院したことを告げられる……。


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  • ケニー 様
    ★★★★★
    2002年11月10日
    北野ワールド10年の集大成。キタノブルーをこえた日本の四季の色彩が目にまぶしくて素敵。やくざの親分三橋達也と何十年も土曜の昼にお弁当を作って恋人を待つ松原智恵子のエピソードが一番好きかな。心を病んだ元恋人との北の旅路の果てに菅野美穂と西島秀俊が会話する「ごめんね」「ありがとう」に「HANAーBI」のラストシーンを思い出しウルウル。
  • ポチ 様
    ★★★★★
    2002年10月22日
    あれだけセリフが少ない映画で映像だけでみせる力は凄いです!何とも美しくて悲しい究極の世界。究極な愛ゆえそれに伴う痛みや歪みが静かに重く伝わってきてまさに北野映画の「暴力」をまざまざと感じました。菅野美穂さんの無言の演技すばらしかったです。
  • unlimited 様
    2002年10月22日
    色彩がすばらしい...しかし内容はと言うと... なんとも退屈な作品でした。
  • みな 様
    ★★★★★
    2002年10月14日
    カンヌで何か賞をあげたかったと思いました。3つの挿話が上手く組み合わさり,文楽とつながる主人公2人の道行きの旅。極力言葉が少ないのに,全然飽きず引き込まれます。日本の四季を映し出したその映像の美しさ!菅野美穂,西島秀俊のもの言わぬ演技が悲しみを一層引き立て,この愛の悲しみが増します。北の監督渾身の一作。
  • 岩瀬美智子 様
    ★★★★★
    2002年10月14日
    冒頭のシーンから引きずり込まれ おいおい泣いてしまいました。佐和子の気持ちが痛い程に伝わってきて。相変わらず北野監督の無駄をそぎ落とした映像表現、何気ない伏線、美しい日本の四季、お話の巧い繋ぎ方、そして プラトニックというところが憎いですし、私が、気に入った表現でもあります。風邪をおして観に行った価値はありました。是非お勧めです。
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