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デブラ・ウィンガーを探して (2002)

40代を迎え納得のいく役を得られなくなり、引退も考え始めたロザンナ・アークエット。かつて一世を風靡した敬愛する女優デブラ・ウィンガーに会い、引退の理由を聞きたいと思いたつ。その過程で様々な女優たちに出会い、率直な意見を聞き出していく。


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  • ケニー 様
    ★★★★★
    2003年8月14日
    引退したデブラ・ウィンガーをキーに家庭と仕事の両立はハリウッド女優にとって可能かというテーマに歳をとることをインタビュー形式でドキュメントにしたロザンヌ・アークェット。まるで近所のおばさんの井戸端会議(失礼)とかわらんけどほんと面白いわ。34人の中で一番面白かったのはウッピー・ゴールドバーグ。「とにかく歳とっておしりが大きくなったとき、まるでおしりにストーカーされてるみたい」には大笑い。一番素敵だったのはフランシス・マクドーマンの「10年後このまま歳を重ねて頑張ってれば54歳の役は独り占めよ」
  • リロ 様
    ★★★★
    2003年8月7日
    ハリウッド女優も普通の主婦と同じ「仕事と家庭の両立」に悩んでいる事に少し驚きがありました。ジェーン・フォンダの知的さを改めて実感させられ、お久しぶりのテリー・ガーに嬉しくなり、映画ファンにはたまらない出演メンバーです。サマンサ・マシスはシャーロット・ランプリングがあの年齢で主役を演じられる事を羨んでいましたが、その通り、ハリウッドは女優生命が短いですもんね。女優の日頃の本音が聞けて楽しかったけど、ここまで話しちゃっていいの?
  • noritoro 様
    ★★★★
    2003年6月22日
    試写で観ました。女性が抱える永遠のテーマをベースに34人の女優たちがぶっちゃけ本音トークを繰り広げています。女優も所詮一人の女性。そんなことを実感した良質のドキュメンタリー映画。自分をさらけ出し、自らに言い聞かせるように語る姿は無条件にカッコいいです。同時に、同じ悩みを抱えている人にある種の「安心感」と「勇気」を与えてくれるでしょう。特筆すべきは監督を務めたロザンナ・アークェットのインタビュアーとしての素質。彼女自身共感できるテーマであるからこその素晴らしいインタビュー内容です。
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