作品情報 | その他の作品のレビュー

美しい夏キリシマ (2003)

1945年、霧島の夏。中学3年の日高康夫(柄本佑)は家族と別れ、祖父と祖母のもとで病気療養の日々を過ごしていた。しかし、目の前で親友が爆死し、彼を見殺しにして逃げた罪悪感からなかなか立ち直れずにいた。日高家に暮らす奉公人のなつ(小田エリカ)はそんな康夫に親近感を抱いて接していた。


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  • 宮崎県えびの市の地ムービー「美しい夏キリシマ」
    リージョナルシネマ Regional Cinema ®
    2010年12月21日
    美しい夏 キリシマ [DVD] 販売元:ハピネット・ピクチャーズ 発売日:200 ...[外部サイトの続きを読む]
  • 「美しい夏キリシマ」
    映画レビュー等のmktの日記
    2010年2月22日
    Amazon.co.jp ウィジェット 「美しい夏 キリシマ」 黒木和雄監督作品。 戦争レクイエム三部作といわれている真ん中の作品。 美しい田園風景を舞台に少年の成長を中心に描かれる群像劇。 前半はセリフで進んでいくので、人間関係がわかりずらいです。 第2次世界大戦中.. ...[外部サイトの続きを読む]
  • 「美しい夏キリシマ」
    prisoner's BLOG
    2006年9月13日
    オープニングで蝶を飛ぶところ(CGだろうが、よくできている)で、黒木和雄監督の旧作「とべない沈黙」(1966)の本物の蝶を手持ちでえんえんと追った驚異のカメラワークを思い出した。 あれは蝶を狂言回しにした幻想と現実を往復する日本巡り、といった趣向の映画だったが、ここでも蝶は胡蝶の夢ではないが、生死のあわい、戦争と平和、過去と現在とをつなぐ文字通りの蝶番のような役割を果たしているよう。 主人公の監督の分身と思われる少年は、しきりと死にたがる。「父と暮せば」の宮沢りえも原爆から生き残ったことをすまながる感覚に ...[外部サイトの続きを読む]
  • くるくる 様
    ★★★★★
    2004年2月24日
    1945年、日本の夏は全く美しくなかったんだな、と思った。15歳の少年の焦燥に胸が詰まった。自分はこの時代の事を学校での授業位でしか知らないが、太平洋戦争の終戦は敗戦、日本はアメリカに負けたのだ、その点が今日と地続きだという事を提示されたような気がした。少年のリアルで普遍的な胸の痛みから現在の日本の姿迄描ききった秀作であると思う。
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