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この世の外へ クラブ進駐軍 (2003)

異国で敗戦を知った健太郎(萩原聖人)は帰国後、軍楽隊の先輩だった一城(松岡俊介)らと金のために米兵相手のジャズバンドを組む。が、その演奏はお粗末なもので、若い米兵(シェー・ウィガム)に因縁をつけられてしまう。


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  • ケニー 様
    ★★★
    2004年1月24日
    1947年戦後まもない廃墟の東京で5人のジャズメンが、頑張る熱血青春映画かなと思ったら、大違い。かなりビターで切ない話になっちゃってました。5人の中でははぐれた弟を探すオダギリジョーが、時の勢い、旬の香りをプンプンさせていたのと、映画初出演の本職トランペッターMITCHの素晴らしい音色、さらに前田亜季の歌が、拾い物。本来はもう少し、腹にこたえる反戦映画になりそうな素材を、この世の外へでれない仕上げにしてしまったゆるい演出阪本順治の罪は重いなぁ。
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