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レディ・ジョーカー (2004)

昭和22年、雪国のある村で物井清二(谷津勲)は日之出麦酒を不当に解雇され、納得がいかないまま会社に非難の手紙を書きつづった。それから月日は流れ、物井清二の弟、物井清三(渡哲也)は小さな薬屋を営みひっそりと暮らしていたが……。


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  • ゆめこ 様
    ★★★
    2005年1月7日
    原作を読んでいたのでストーリーはついていけましたが、予備知識なしに見た人には分かりづらいと思います。物井の娘と婿の関係やレディとその父の関係などカットされていて残念です。そもそも2時間の映画にするのが無理ではないかと思いました。ぜひ原作も多くの方に読んでもらいたい。演技では吉川が新人を喰ってましたね。
  • ヒデサト 様
    ★★★★★
    2004年12月14日
    親子で観たが、中学生の息子にはまだ難しかった。あまり一般受けはしないと思います。始まってすぐに解かったのは、「観るものが想像力を働かせて観ると解る!」とでも言っているかのような展開で、いつの間にか引き込まれてしまいました。 韓流ブームの昨今、「ギター侍」じゃないけれど、「涙大好きおたく」や無教養な映画ファン(失礼m(_ _)m)をバッサリと切り捨てた高尚な映画ですね。 こんな重厚な内容を2時間にまとめるには、どこかを切り捨てなければ…の結果なんでしょうね。良かったです。
  • Rod 様
    ★★★★★
    2004年12月11日
    最初に主題を明確に宣言し、犯人グループのメンバー個々に主題を割り当ててストーリーを展開していて、手際のよさに感心しました。エンディングで終わった感じがしない人もいるのも分かりますが、描かれていた主題を考えれば、あのエンディングがもっともふさわしいと思いました。 誘拐の話ではなく、社会派ドラマとして最初から見ると面白さが倍増です。
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