作品情報 | その他の作品のレビュー

太陽 (2005)

1945年8月、待避壕(敵の砲弾などを避けるために掘った穴)もしくは生物研究所で暮らしていた昭和天皇ヒロヒト(イッセー尾形)は、自分を神と崇める側近たちに孤独を覚えていた。唯一の安らぎは生物標本を眺める時だけで、戦争終結に苦悩する天皇は日本が焦土と化す悪夢にうなされる。そして、連合国占領軍総司令官マッカーサー(ロバート・ドーソン)との会談の日が訪れる。


※[外部サイトの続きを読む]はシネマトゥデイとは関係ない 外部のサイトにリンクしています。

全10件中1~10件を表示しています。
  • 太陽
    MneMe fragments
    2011年3月2日
    THE SUN (2005) 監督: アレクサンドル・ソクーロフ脚本: ユーリー・アラボフ音楽: アンドレイ・シグレ出演: イッセー尾形、ロバート・ドーソン、佐野史郎、桃井かおり、つじしんめい 昭和天皇ヒロヒト。 「うん」と「あ、そう」 その言葉は軽いようでいて、そうではないようで。ただ、世界から乖離された中から出てくるもの、それは計りようがない。神格化された存在として生きることを余儀なくされた苦悩や孤独も、それらは何か空を掴むようで計りようはないのだ。 魚が水面から顔を出し口をパクパクさせるような少し奇妙 ...[外部サイトの続きを読む]
  • 太陽
    世界の映画を斬る!
    2007年6月19日
    あ、そう★75点(100点満点) ...[外部サイトの続きを読む]
  • 太陽/カポーティ 1
    メディアショップ駿河屋 なぜベス!
    2006年12月8日
    わてが丁稚の定吉だす。2006年の単館映画を代表する「太陽」「カポーティ」を続けて観て来ました。意図したわけではありませんが、たまたまシネギャラリーで10分の時間差で観れたので。 続けて観たために両作品に通じる「お近づきになりにくい人」の孤独と取り巻く愛が印象的に浮かび上がってきました。 「太陽」は昭和天皇が敗戦から人間宣言に至るまでの「人間」像。昭和天皇を役者が演じることがタブーになっている日本(とはいえ反体制映画監督・渡辺文樹の「腹腹時計」ではエキストラの単なるそこらのおじいさんが普通に演じていましたが ...[外部サイトの続きを読む]
  • 太陽
    Some Like It Hot
    2006年9月26日
    監督=アレクサンドル・ソクーロフ 主演=イッセー尾形 ロバート・ドーソン 佐野史郎 桃井かおり  明治憲法の下で”現人神(あらびとがみ)”とされてきた昭和天皇。監督のソクーロフ監督にとって、また多くの外国人にとっても生きながらにして神格化された人物について興味がわくのも当然のことだろう。この映画は神とされた昭和天皇が「人間宣言」をするまでを追った映画である。マッカーサーとの会談などは出てくるのだが、あくまでもこの映画は一人の人間としての昭和天皇の姿を追い続け、政治的な部分は控えめになっている。  確か ...[外部サイトの続きを読む]
  • 「太陽」作風に耐えられない
    冷たい走り
    2006年9月19日
    昭和天皇に興味がなく社会派映画嫌いな僕が楽しめたかと聞かれれば否と答えるしかないのだが。 ...[外部サイトの続きを読む]
  • 「太陽」
    prisoner's BLOG
    2006年9月2日
    ソクーロフの作品としては、最もとっつきやすいものになったのではないか。全編日本を舞台にして日本人を主役にした、ということもあるが、これだけ役者の技量をストレートに生かしたこと自体あまりなかった。 イッセー尾形の役作りは徹底して外側を作っていくところから入っていて(似てる、なんてものじゃないね)、演出も徹底して外側を写し取ることに専念し、心理主義的な解釈をまったくつけていない。 それでいて「あ、そ」という口癖などシチュイエーションに応じて全部ニュアンスが違えてある。 この映画公開での騒ぎもそうだが、天皇制の ...[外部サイトの続きを読む]
  • 【!傑作!】映画評 『太陽』 アレクサンドル・ソクーロフ監督
    ~Aufzeichnungen aus dem Reich~ 帝国見聞録
    2006年8月30日
    あの本当にすごいヒトラー映画『モレク神』を世に放ったロシアの鬼才アレクサンドル・ソクーロフ監督が、その連作として昭和天皇と戦争を題材にとり、しかも主演にイッセー尾形を起用したと聞いたとき、正直かなり不安でした。 鬼才といえど何かしら勘違いをして、日本人か.. ...[外部サイトの続きを読む]
  • 太陽
    シネクリシェ
    2006年8月14日
    これはまた破天荒な作品。  昭和天皇をそのまま主人公にしたのもさることながら、その主演がなんとイッセー尾形。  イッセー尾形といえば、あの ...[外部サイトの続きを読む]
  • 太陽 (銀座シネパトス)
    たいようの映画の感想
    2006年8月8日
    ロシアの巨匠アレクサンドル・ソクーロフが歴史上の重要人物、もしくは20世紀の独裁者を描いた映画の第三弾。「モレク神」でヒトラーを描き「牡牛座」でレーニンを描いた監督が次に選んだのは、日本の昭和天皇。  昭和天皇 ...[外部サイトの続きを読む]
  • アレクサンドル・ソクーロフ監督インタビュー/映画「太陽について」
    I N T R O+blog
    2006年8月4日
    アレクサンドル・ソクーロフ (映画監督) 『太陽』 8月5日より 銀座シネパトスにて公開 公式サイト:http://taiyo-movie.com/ アレクサンドル・ソクーロフ(映画監督) 1951年6月14日、ロシアのイルクーツク生まれ。ゴーリキー大学卒業後、モスクワ国立映画学校で学ぶ。1986... ...[外部サイトの続きを読む]
全10件中1~10件を表示しています。