作品情報 | その他の作品のレビュー

ひいろ (2006)

上海近郊の焼き物の町、宜興で窯元を営む父と母そして祖母に育てられた彩陽(小崎さよ)は、上海の美術学校で陶芸を学んでいた。ある日、祖母危篤の連絡が入り実家に戻った彼女は、祖母から父が日本人であるという意外な事実を知らされる。祖母や父の想いを胸に日本へ向かった彩陽は、父の本当の母親捜しを始めるが……。


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  • ひいろ
    映画通信シネマッシモ☆プロの映画ライターが贈る映画評
    2007年5月3日
    中国残留孤児の悲劇を若い世代の視点で描くドラマ。上海で陶芸家を父に持つ少女は、祖母から自分が日本人の血を引くことを告げられる。小崎さよが中国語の長セリフとたどたどしい日本語を熱演。主人公に親切にする女将役は、お久しぶりの麻丘めぐみだ。 (シネマッシモ評価.... ...[外部サイトの続きを読む]
  • 『ひいろ』
    分太郎の映画日記
    2007年4月4日
    戦争の混乱で二つの国に引き裂かれ、60年後、中国に住む孫娘と日本に住む祖母との再会を通して、家族とは何かを描いた感動作。シネマート六本木にて鑑賞。 『ひいろ』 評価:☆☆☆☆ タイトルの「ひいろ」は「緋色」または「火色」のことで、「窯の炎で、素地が酸化... ...[外部サイトの続きを読む]
  • たろう 様
    ★★★★★
    2007年3月7日
    劇場を出た後「よかった」と余韻を楽しめるいい映画です。 私は主人公が泣き崩れるシーンで一緒に泣いてしまいました。 満州時代のソ連進軍にまつわる悲劇がきっかけのお話ですが、 政治の話ではなく、中国の人たち、日本で迎える人たちの 人間の温情を感じさせるストーリーです。ほんとにいい映画ですよ。 現代病を見せられているような映画にうんざりしている人、 ほっとする映画を見たい人にお勧めです。
  • さよさんファンクラブ 様
    ★★★★★
    2007年3月7日
    とても良い作品だったと思う。中国残留孤児などの重くなりがちなテーマを 若い人でも見やすく作品化していた。主演のさよさん、これからもがんばってください。
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