作品情報 | その他の作品のレビュー

タカダワタル的ゼロ (2008)

2001年の大みそか、東京の下北沢で柄本明らの所属する劇団東京乾電池主催の高田渡コンサートが行われる。いつものようにひょうひょうとした姿でステージに現れた高田は、おなじみの代表曲「仕事さがし」からスタートし、そのトボけたトークで会場を大いにわかせる。やがてステージには泉谷しげるが登場し、過激なライブで高田と好対照なパフォーマンスを見せる。


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  • 「タカダワタル的ゼロ」
    prisoner's BLOG
    2008年3月26日
    「吉祥寺発赤い電車」というのは高田渡23歳の時の記録映画の題名だそうだが、発見されたその断片が冒頭ちらっと見られる。また、本物の吉祥寺近辺を走る赤い電車こと中央線の実写映像があちこちに登場するのが一種のシャレになっている。 素材自体は前作とそれほど違うわけではないのだが、高田渡行き付けの焼き鳥屋“いせや”が家屋の老朽化に伴って閉店するところが入っているのが物悲しくて、映像には残っている当人の喪失感を代わりに表現しているよう。 羽化登仙というのか、飲みながらひょいとあの世に行ってしまった仙人みたい。ライブで ...[外部サイトの続きを読む]
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