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へんりっく 寺山修司の弟 (2009)

高校時代に寺山修司のもとに家出して、劇団天井桟敷の一員となった森崎偏陸は、寺山の死後、寺山籍に入ることで戸籍上、寺山の弟になる。寺山ワールドのトリックスターとしての運命を背負った偏陸は、寺山の魂の継承者として活動を継続。寺山が偏陸に遺した『ローラ』を携え、日本、そしてフランスへ飛び出して上映を行う。


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  • へんりっく
    金魚鉢のある風景
    2009年10月31日
    森崎偏陸(もりさき・へんりっく)は本名である。その芸名のような虚構感の満ちた名前そのものが彼を体現しているようである。この男には3人の母がいる。生みの母、育ての母、そして戸籍上の母。へんりっくは森崎家で生まれたが、生まれてすぐ、森崎家の親戚である永田家に引き取られる。その事情は明らかでない。そして高校生の時、へんりっくは雑誌に投稿した歌が寺山の目に留まり、家出をして天井桟敷の事務所に住み込むようになる。脱ぎっぷりが良かったことから、「ローラ」「少年のための映画入門」等の実 ...[外部サイトの続きを読む]
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