日本最東端、ロシア国境の街・根室の海岸沿いの荒野に、一人の男(菅田俊)が、潮風にさらされるがままの朽ちた廃墟のトーチカ群を見すえたまま、じっとたたずんでいた。その光景を、戦争遺跡の写真を撮っているという女(藤田陽子)が偶然目撃するが、その男はあたかも女のまなざしから逃れるように謎の言葉を残して、その場から立ち去ってしまう。
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