満月の夜に故障してしまった電信柱のエレミは、自分を修理した電力会社の作業員タカハシに恋をする。彼と話がしたくなったエレミは電話回線に侵入し、人間のふりをして電話をかけてしまう。誰だかわからない相手に当初は困惑するタカハシだったが、やがてエレミとの電話を楽しむようになり、二人は仲良くなっていく。