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死にゆく妻との旅路 (2010)

平凡な家庭を築き小さな縫製工場を営む清水久典(三浦友和)は、バブル崩壊で工場経営が傾き多額の借金を抱える羽目に。がんの手術をしたばかりの妻ひとみ(石田ゆり子)を残して金策に駆け回るが、金策も職探しも空振りの状態が続く。気の休まらない日々を過ごしていたある日、夫妻はあてもなく日本各地をさすらう旅に出る。


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  • 死にゆく妻との旅路/何か違うと思うぞ、久典
    LOVE Cinemas 調布
    2011年3月4日
    末期がんの妻を連れて日本各地をさまよい、保護責任者遺棄致死の罪で逮捕された男性の手記を映画化。主演は『沈まぬ太陽』の三浦友和と『サヨナライツカ』の石田ゆり子。監督は『初恋』の塙幸成が務める。愛する妻に近づく死を感じながら9ヶ月もの間旅を続ける夫、少しでもそんな夫の傍を離れたがらない妻、2人の間を分かつのは死だけだろう。 ...[外部サイトの続きを読む]
  • 死にゆく妻との旅路
    佐藤秀の徒然幻視録
    2011年3月3日
    公式サイト。清水久典原作、塙幸成監督、三浦友和、石田ゆり子、西原亜希、掛田誠、近童弐吉、黒沼弘己、でんでん、松浦祐也、十貫寺梅軒、田島令子、常田富士男。9か月に及ぶ末期 ... ...[外部サイトの続きを読む]
  • し~ご 様
    ★★★★
    2011年2月22日
    自分のブログに書いた感想です。 先週の土曜日、『死に行く妻との旅路』を観た。舞台挨拶で三浦友和さんは「脚本を読んで病気の妻との9カ月にわたる車中生活に興味深く惹かれた。どんな気持ちだったのだろうかと…でも最後までわかりませんでした。」と控えめに言った。 事業に失敗し大きな借金を抱えた夫。大腸がんの手術も甲斐なくあと3カ月と宣告された妻。はじめはいい加減な気持ちで現実から逃げた。しかし残された時間、自分と離れていたくないという妻の愛おしさと悲しさ。しだいに一緒にいること自体に意味を見いだしたように思えた。 優柔不断で世間体を気にする何処にでもいそうな主人公。だからこそ観客は自分に置き換える。終末期を迎えた連れ合いとどう向き合うのか、先に逝くことなったとき、相手に何を求めるのか。あるいは疎ましさだけが残っているのではないかと。誰もが重いテーマを背負って映画館を出た。
  • 死にゆく妻との旅路
    シネマDVD・映画情報館
    2011年2月17日
    死にゆく妻との旅路 石川県七尾市で小さな工場を営んでいた清水久典は、11歳年下の妻ひとみと結婚して20年余り。平凡だが幸せな家庭を築いていた。しかし、バブル崩壊とともに工場経営がままならなくなり、4千万円の借金を抱える身に。大腸がんの手術をした...... ...[外部サイトの続きを読む]
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