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日本の悲劇 (2012)

2011年3月11日の東日本大震災の日。東京の下町に住む村井不二男(仲代達矢)は入院し、肺ガンの手術を受ける。秋になり、再び手術をしなければ余命は3か月だと宣告されるが、勝手に退院。不二男と暮らす息子の義男(北村一輝)は無職で、妻と別れ、不二男の年金を頼りに生活していた。帰宅した不二男は義男の説得も聞かず、自室のドアや窓を封鎖して「ミイラになる」と言い放ち……。


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  • 「日本の悲劇」
    元・副会長のCinema Days
    2013年12月2日
    脚本の詰めが甘い。確かに力のこもった映画ではあるのだが、ここに描かれるのは“悲劇のための悲劇”でしかなく、日常生活の中に潜む陥穽を暴き出すというような、真に観る者を慄然とさせる凄味は感じられない。惜しい出来だと思う。  元大工で、今はガンで余命幾ばく... ...[外部サイトの続きを読む]
  • 【映画】 日本の悲劇
    別冊 社内報
    2013年9月28日
    「バッシング」小林政広監督作品。 仲代達矢と北村一輝の二人芝居を舞台で観ているような。 ひたすら家の中で、アングルも決まっているし。 ■ シアターキノにて(札幌上映初日初回) ...[外部サイトの続きを読む]
  • 日本の悲劇・・・・・評価額1700円
    ノラネコの呑んで観るシネマ
    2013年9月15日
    この家族は、我々自身だ。 自らの命の終わりを予感した父親が、自らの年金にすがって生活している息子のために、最後に残そうとしたものとは。 「バッシング」「春との旅」の小林政広監督が描くのは、社会... ...[外部サイトの続きを読む]
  • 「日本の悲劇」:普遍性に至らず
    大江戸時夫の東京温度
    2013年9月8日
    映画『日本の悲劇』は、モノクロ(パートカラー)101分のメッセージ性あふれる作品 ...[外部サイトの続きを読む]
  • 日本の悲劇(2013)
    佐藤秀の徒然幻視録
    2013年9月4日
    公式サイト。小林政広監督、仲代達矢、北村一輝、大森暁美、寺島しのぶ。光の明暗で描かれた「夏の終り」の既視感がさらに強まって、本作はほとんどモノクロとちょっとだけカラー ... ...[外部サイトの続きを読む]
  • 「日本の悲劇」
    ここなつ映画レビュー
    2013年9月2日
    登場する役者は4人だけ。仲代達矢、北村一樹、大森暁美、寺島しのぶ。そして殆どが、仲代達矢と北村一樹の対峙と内省、で描き切られている。 ある一家の、終末への、そう本当の終末への物語。人生には果たしてエピローグなんてものはあるのか?美しくまとまったエピローグなんて。ただ日常を積み重ね、日常に打ちのめされるだけに過ぎないのではないだろうか? 母を亡くし、妻子を失い、職もなく、老いた父親の年金で父と暮らす一人息子。しかし、父は病に冒され、余命いくばくもないのであった。そんな父がとった行動とは ...[外部サイトの続きを読む]
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