2011年3月11日の東日本大震災発生から28時間後、宮城県南三陸町に到着した毎日放送取材班は、葛藤しながらも被災地にカメラを向けた。そして数日がたち、町の人々を追い始める。愛する妻が亡くなり自分一人で小さい子どもたちを育てる父親、行方不明の娘を引き揚げたいと海に網をかける漁師……。そんな彼らの素顔を映し出す。