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最初の人間 (2011)

1957年のアルジェリア。フランスに住む作家のジャック・コルムリ(ジャック・ガンブラン)は、独立紛争まっただ中の故郷に帰ってきた。母(カトリーヌ・ソラ)は、かつてのアパートに今も暮らしていた。旧友に頼まれ彼の過激派の息子の釈放を政府に掛け合ったコルムリだったが、その息子は断首刑に処されてしまう。そんな中、コルムリは自由と平等のためにラジオで演説する。


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  • 最初の人間 ▲
    どんくらの映画わくわくどきどき
    2013年4月10日
    1960年、46歳の若さで交通事故死したアルベール・カミュの未完の自伝的小説『最初の人間』の映画化。  名前は変えてあるが子供時代の育った家庭環境や先生の口添えで進級できた事など、カミュの実体験... ...[外部サイトの続きを読む]
  • 最初の人間~カミュ「不条理」の原風景
    佐藤秀の徒然幻視録
    2013年3月7日
    公式サイト。原題:Le Premier Homme、英題:The First Man。アルベール・カミュ原作、ジャンニ・アメリオ監督、ジャック・ガンブラン、カトリーヌ・ソラ、マヤ・サンサ、ドゥニ・ポダリデス、 ... ...[外部サイトの続きを読む]
  • 【映画】 最初の人間
    別冊 社内報
    2013年3月4日
    カミュの未完の遺作。 人生を描く映画って、往々にして眠くなりがち。 大きな事件や事故が起きないということは、映画に緊張感が漲らないものだということがわかります。 本作も、せいぜいがテロのシーンがひとつある程度。 前提はアルジェリアの戦争状態ですが、会話に出るくらいで、バイオレンスは抑えられています。 なのに、眠くならない。 10歳の頃の記憶と、43歳の現在とがうまく絡んでいるのもありましょう。 「いのちの戦場 -アルジェリア1959-」は、この2年後。この辺りになると完全に戦争です。 ...[外部サイトの続きを読む]
  • 最初の人間
    映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
    2013年1月24日
    最初の人間 (新潮文庫)アルベール・カミュの遺作で自伝的な未完小説を映画化した「最初の人間」。二つの国の間で揺れる主人公のアイデンティティーは迷いであり架け橋なのだ。1957年 ... ...[外部サイトの続きを読む]
  • 「最初の人間」
    元・副会長のCinema Days
    2013年1月18日
    (原題:Le Premier Homme)あまりにも淡々としたタッチなので前半は眠気を催してしまったが(笑)、終わってみれば丁寧な佳編であるという印象を持った。ジャンニ・アメリオの演出は以前観た「家の鍵」と同じく、実に丁寧だ。  アルベール・カミュの未完の遺作の映... ...[外部サイトの続きを読む]
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