かつて歩(浜尾京介)の祖父が働いていたフォレスト・ハイド・プレイスは、客に対する心の込もった対応で評判だった。だが、祖父が事故で亡くなってから15年の月日が流れ、かつての名ホテルも今や平凡な宿になっていた。そんなある日、新しく赴任してきたマネージャーの柳也(渡辺大輔)が現われ、こまやかなもてなしの精神で従業員たちを魅了する。