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鉄くず拾いの物語 (2013)

ロマ族のナジフ(ナジフ・ムジチ)とセナダ(セナダ・アリマノヴィッチ)夫妻は、2人の幼い娘と共にボスニア・ヘルツェゴビナの小さな村で生活している。ナジフは拾った鉄くずを売る仕事で生活費を稼いでおり、彼らは家族4人で貧しいながらも幸せな日々を送っていた。ある日、彼が仕事から戻ると妊娠中のセナダが激しい腹痛でうずくまっていて……。


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  • 鉄くず拾いの物語 (2013) ▲
    どんくらの映画わくわくどきどき
    2014年9月10日
    ボスニア・ヘルツェゴヴィナに住むロマの家族に実際に起きたことをその本人たちが演じている。  貧しいロマの母親に手術が必要になる。手術自体はその日に帰宅できるほど簡単なのだが保険証がないため貧しい家族にとっては高額。手術をしなければ母親は死ぬのに病院は手術を拒否し分割払いも認めない。  母親本人が演じているので母親は結局助かるのだが、同じような立場のロマの人たちにとってなんの解決にもなって... ...[外部サイトの続きを読む]
  • 【映画】 鉄くず拾いの物語
    別冊 社内報
    2014年3月30日
    「ノー・マンズ・ランド」のダニス・タノヴィッチ監督作品。 それを観たのが12年前。 戦争の怖さと、でもその事態をユーモラスに描いてました。 本作は、実話に基づき、当事者が再現するドキュメンタリーっぽさ。 ボスニア・ヘルツェゴヴィナの話。 医師「お金が無いなら手術できません」 福祉事務所「(他に方法は)神に祈るしかありません」 この二つの台詞で充分、あとはアドリブでも作品が仕上がります。 ロマの境遇と貧困、医療について、冬のしばれ具合と共に重く考える作品。 ■ シアターキ ...[外部サイトの続きを読む]
  • 鉄くず拾いの物語
    映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
    2014年1月22日
    ロマの夫婦が貧困のため医療拒否に遭う姿を静かなタッチで描くヒューマン・ドラマ「鉄くず拾いの物語」。主演俳優は実際の事件の当事者だというから驚く。ボスニア・ヘルツェゴビ ... ...[外部サイトの続きを読む]
  • 『鉄くず拾いの物語』 (2013)
    相木悟の映画評
    2014年1月15日
    資本主義社会に警鐘を鳴らすドキュメント・ドラマ! 映画のもつ影響力を様々な側面から考えさせられるヘビーな一作であった。 発端は『ノー・マンズ・ランド』(01)で知られるダニス・タノヴィッチ監督が、地元の新聞紙に載った小さい記事に眼を止めたことからはじ... ...[外部サイトの続きを読む]
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