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朽ちた手押し車 (1984)

昭和59年(1984年)、新潟県。元漁師の安田源吾(三國連太郎)は、老人特有の認知症で毎晩はいかいを繰り返していた。さらに妻のトミ(初井言榮)に、余命半年という重病が発覚する。不治の病で死を待つばかりの老母の「殺してくれ」という訴えに悩まされる息子夫婦たち。するとある日、長男の忠雄(田村高廣)が、医者(下條アトム)に対して安楽死の提案をし……。


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  • 【映画】 朽ちた手押し車
    別冊 社内報
    2014年8月4日
    お蔵入り作品。 三國連太郎のボケ演技が評価されてるけど、私は初井言栄が。 あの泣き方をされたら、年老いた母親を持つ息子はみんな泣く、と思う。 場内明るくなってからもしばらく皆さん席を立たないのも、珍しい。 それくらい重いの。お蔵入りもわかります。 ■ 札幌劇場にて(札幌公開初日) ...[外部サイトの続きを読む]
  • ショートレビュー「朽ちた手押し車・・・・・評価額1600円」
    ノラネコの呑んで観るシネマ
    2014年5月21日
    昭和からの遺言。 「朽ちた手押し車」は、昨年の四月に90歳で亡くなった三國連太郎の唯一の未公開作として、映画ファンの間ではその存在が知られていた作品だ。 広島で開催されている未公開映画を集めた“お蔵出し映画祭”にて、グランプリと観客賞の二冠を達成し、製作から実に30年を経過してようやく日の目を見る事になった。 日本海の漁村を舞台に描かれるある一家の物語は、一世代も前に作られたとは思... ...[外部サイトの続きを読む]
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