将来の展望のない19歳の青年(吉村界人)の唯一の日課といえば、ポラロイドカメラで自分のポートレートを撮ることくらいで、死んだような日々を過ごしていた。毎晩あてもなく渋谷の街をさまよう彼は、さまざまな境遇の人々が行き交う場所に遭遇。そこである女性(松本まりか)に出会ったことで、青年のうつろな心は揺れ動き……。