15世紀、プロヴァンスのレネ王(アレクセイ・タノヴィッツキー)は、目の見えない王女イオランタ(アンナ・ネトレプコ)を授かる。生来目が見えないことを知らされず、彼女は南フランスの山奥の城で育てられる。そんなある日、イオランタの婚約者のブルゴーニュ公爵ロベルト(アレクセイ・マルコフ)と騎士ヴォデモン(ピョートル・ベチャワ)がひょんなことから城に迷い込む。