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野火 (2014)

日本軍の敗戦が濃厚になってきた、第2次世界大戦末期のフィリピン・レイテ島。1等兵の田村(塚本晋也)は、結核を発症したために部隊を追われて野戦病院へと送られてしまう。だが、病院は無数の負傷兵を抱えている上に食料も足りない状況で、そこからも追い出されてしまう羽目に。今さら部隊に戻ることもできなくなった田村は、行くあてもなく島をさまよう。照りつける太陽、そして空腹と孤独によって精神と肉体を衰弱させていく田村だったが……。


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  • 『野火』評価と感想/塚本監督最高傑作!
    eigamanzaiの映画レビュー
    2017年7月1日
    思っていたより、よかったです ☆5点 予告編はこんな感じです 映画『野火』 Fires on the Plain 予告編第2次世界大戦末期のフィリピン・レイテ島。 日本軍の敗戦が色濃くなった中、田村一等兵(塚本晋也)は結核を患い、部隊を追い出されて野戦病院行きを余儀なくされる。 しかし負傷兵だらけで食料も困窮している最中、少ない食料しか持ち合わせていない田村は早々に追い出され、ふたたび戻った部隊からも入隊を拒否される。そしてはてし...www.youtube.com 映画データはこちらからどうぞ (&#82 ...[外部サイトの続きを読む]
  • 野火
    映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
    2015年8月11日
    塚本晋也×野火 [単行本](ショートバージョン)日本軍の敗戦が濃厚な第2次世界大戦末期。フィリピン戦線・レイテ島で、一等兵の田村は結核のため野戦病院へと送られるが、食糧難の ... ...[外部サイトの続きを読む]
  • 「野火」
    元・副会長のCinema Days
    2015年8月10日
    この題材を塚本晋也監督が手掛けるということで、エゲツない場面がてんこ盛りかと思っていたが、意外に描写は抑制されている。しかし、それによってメッセージ性が薄められているかというと、決してそうではない。理屈やイデオロギー抜きの、戦場の剥き出しの悲惨さが... ...[外部サイトの続きを読む]
  • 「野火」:戦場の狂気と血しぶき
    大江戸時夫の東京温度
    2015年8月5日
    映画『野火』は、塚本晋也の(いつも通りの)個人映画にして、戦後70周年の節目にぶ ...[外部サイトの続きを読む]
  • 野火・・・・・評価額1800円
    ノラネコの呑んで観るシネマ
    2015年7月30日
    緑の海の流離譚。 昭和の文豪・大岡昇平が、自らの戦争体験をもとに著した小説「野火」を、異才・塚本晋也監督が20年の構想を経て自主制作体制で映像化した本作は、驚くほどの熱量を持つ大変な力作である。 舞台となるのは、太平洋戦争末期のフィリピン戦線。 監督自ら演じる日本陸軍の一等兵・田村は、肺病を患った事から所属する隊を追い出され、圧倒的な火力を持つ米軍とゲリラ兵が跋扈するジャングルを、... ...[外部サイトの続きを読む]
  • 野火(2015)~極限の果てに変容した世界
    佐藤秀の徒然幻視録
    2015年7月25日
    公式サイト。英題:Fires on the Plain。大岡昇平原作。塚本晋也監督・主演、リリー・フランキー、中村達也、森優作、山本浩司、中村優子。1959年に市川崑監督によって映画化されている。 ... ...[外部サイトの続きを読む]
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