作品情報 | その他の作品のレビュー

“記憶”と生きる (2015)

元慰安婦たちが共同生活を営む住居施設「ナヌムの家」。1994年12月、そこに日本人ジャーナリストの土井敏邦が訪れ、慰安婦という過去を持つ老女たちへの取材を敢行する。子供たちへの影響を気にして日本政府への抗議をためらったキム・スンドクさん。女子挺身(ていしん)隊として日本に送られ、帰国しても心の休まる日などなかったというカン・ドクキョンさんなど、波乱にして凄惨(せいさん)な半生を送った者が重い口を開く。


全0件