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無音の叫び声 (2015)

山形県で60年以上、農業のかたわら詩作を続けてきた木村迪夫さん。戦争で祖父、父、叔父を亡くし、大黒柱を失った一家の困窮を幼少期から見てきた彼は懸命に働く。高度経済成長期には東京へ出稼ぎに行き、その後地元で廃品回収業をしながら兼業農家として生き抜いてきた。その人生から生み出された詩を通じ、日本の戦後を考察していく。


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