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一茶

継母さつ(中村玉緒)とそりが合わず、江戸へ奉公に出された若き日の小林一茶(リリー・フランキー)。どの奉公先にもなじめずに転々とするうちに、彼は俳諧の世界に自分の居場所を見いだし俳諧師となる。その個性と能力を認められる一茶だったが、耽美的な表現が主流だった当時、彼の作風は田舎俳諧といわれていた。やがて亡くなった父の遺言をめぐって家族と対立、妻の菊(佐々木希)と幼い子供を続けて亡くすという不運に見舞われる。それでも句を詠み続ける一茶だが……。


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