押井守監督が企画に参加したアニメ映画『Blood The Last Vampire』を観て、どういった経緯で実写化を決定したのだろう。「東京で行われた業界向けの試写会に招待されて押井版を観たんだ。最初の電車のシーンから、すぐにハマってしまったね。それまで持っていたアニメに対する価値観を、ガラッと変えさせられた気がしたよ。内容的にも、アクション映画に向いていると思って、実写化しようと決めたんだ。ただしその許可を得るのに大変苦労したけどね!」とのこと。
キャスト以外にも、スタッフは国際的で、それをまとめあげた監督もフランス人のクリス・ナオン。「この映画の共同制作者であるアベル・ナミアスは、フランスで有名なパテ・プロダクションで働いていて、彼はクリス監督と友人だったんだ。それにわたしの友人のジェット・リーが、映画『キス・オブ・ザ・ドラゴン』でクリス監督と一緒に仕事をしていて、推薦してくれたんだ。それにアクション監督も『キス・オブ・ザ・ドラゴン』と同じコリー・ユンなんだよ」とのことだ。次回作は、オダギリジョーとマギー・Q共演の映画『The Warrior and the Wolf(ザ・ウォーリアー・アンド・ザ・ウルフ)』(原題)が控えている。(取材・文:細木信宏 / Nobuhiro Hosoki)