映画情報、映画ニュース、試写会プレゼントを毎日更新!

シネマトゥデイ

園監督、新作映画『ちゃんと伝える』ではEXILEのAKIRAにサラリーマンになるよう指示!

2009年7月8日
AKIRAにヒゲそれ髪切れ。園子温監督

 園子温監督がEXILEのパフォーマー、AKIRAの初主演作映画『ちゃんと伝える』について語ってくれた。本作は、病床の父親を見舞うサラリーマンが、自らも病に侵され、父親よりも余命が短いことを知り、残された時間をどう生きるべきか葛藤(かっとう)する感動ドラマだ。




 映画初主演となるAKIRAの起用について「まず彼を主演でというお話をもらったのがきっかけです。ただし僕としてはEXILEのカラーをはぎ取っちゃうつもりで、まっさらな新人俳優として撮ろうと思ったんです。だから、何年も伸ばしていた髪の毛も切るように言いましたし、ヒゲもそって、サラリーマンのスーツを着るように言ったんですよ。彼も片手間でやっているつもりではなく、本気でやりたいということだったので、一緒にやることになりました」と予想外のキャスティングについて語った。

 タイトルにちなみ、園監督自身が親に言えなかったことについて聞いてみた。「いろいろあるんですが、これまでの僕の映画には、親に対する憎しみや怒りみたいなものがありました。ただ今回は、父親が1年前に亡くなったということもあり、それまで描いていたものを忘れ、和解してみたくなったんですね。あくまで映画の中ですけど。現実には、だいぶ前に和解していて、仲良くやっていましたけどね」とのことだ。

 本作がニューヨーク・アジアン・フィルム・フェスティバルのクロージングナイトを飾ることについて「セミや霊きゅう車も含めて、あくまで日本人向けの作品だと思っていて、海外に出すつもりはなかったんですよ。だから、アメリカでの評判はそこまで気にしていません」と語ったが、父親と子の普遍的な題材を扱ったこの映画は、アメリカ人の間で評判となった。

 次回作はハリウッド映画になる予定の園監督。「映画『トワイライト〜初恋〜』に出演したジャクソン・ラスボーンを起用して映画『ロード・オブ・カオス』(原題)という作品を撮るんです。クランクインは9月で、その準備とそのほかのキャストを決めるオーディションをこれからやります。ジャクソンと契約したときは、『トワイライト〜初恋〜』で売れる前で『この男は、絶対後で売れる俳優になるから、今のうちにサインしとけ!』ってプロデューサーに言ったんです。プロデューサーは信じていませんでしたけど」と彼の千里眼は、ここでもさえていたようだ。(取材・文:細木信宏 / Nobuhiro Hosoki)

映画『ちゃんと伝える』は8月22日より全国公開

【関連情報】




関連情報

ちゃんと伝える
EXILE
AKIRA
園子温
[1]次のニュース
[2]前のニュース
[0]トップに戻る
※現在βテスト中です。
(C) 2010 WELVA CORP.