■山懸みどり
作品賞の候補作が増え、冷遇されていたSFやインディーズ作品が日の目を見るのはいいけど、『(500)日のサマー』や『かいじゅうたちのいるところ』が完全無視されたのは納得いかないなぁ。作品の質と出来でいうなら、『第9地区』より『スター・トレック』の方が上? 作品賞は『アバター』と『ハート・ロッカー』の対決で、監督賞と分け合う可能性大。ジェームズ・キャメロン監督はすでに監督賞を受賞したことがあるし、男前で役者の信頼も厚いキャスリン・ビグロー監督で「女性監督初」と盛り上げたい。作品は観ていないけど、主演男優賞はジェフ・ブリッジスで決まり。これまでの功績と「We Are The World」のリメークアルバムにも参加した美声もプラス要素。主演女優賞では、演じたキャラが良かったサンドラ・ブロックが業界内で愛されているのも強み。ジェレミー・レナーとガボレイ・シディベは候補となっただけでも満足でしょうし、マギー・ギレンホールやマット・デイモンは今後も受賞の可能性があるので、今回は見送りでしょう。