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ホーンズ 容疑者と告白の角

公式サイト:http://Horns-movie.jp
ホーンズ 容疑者と告白の角
(C) 2014 The Horns Project, Inc. All Rights Reserved.
英題:
HORNS
製作年:
2013年
製作国:
アメリカ/カナダ
日本公開:
2015年5月9日
(ヒューマントラストシネマ渋谷ほか)
上映時間:
日本語字幕:
高内朝子
配給・提供:
ショウゲート
提供:
日活 / 松竹
カラー/シネマスコープ/5.1ch

チェック:スティーヴン・キングの息子でもある作家ジョー・ヒルの小説を実写化したサスペンスホラー。出会った者に真実を語らせる力を秘めた角を生やした青年が、恋人を殺害した犯人を捜し出していく。メガホンを取るのは、『ミラーズ』『ピラニア3D』などのアレクサンドル・アジャ。主演は『ハリー・ポッター』シリーズなどのダニエル・ラドクリフ。その脇を『シン・シティ 復讐の女神』などのジュノー・テンプルら、実力派が固めている。奇怪なストーリーもさることながら、頭に角を生やしたダニエルの姿も見もの。

ストーリー:恋人メリン(ジュノー・テンプル)を何者かに殺害された上に、容疑者にされてしまったイグ(ダニエル・ラドクリフ)。苦しい日々を過ごす中、彼の額に突如として角が生えだす。次第に太く大きくなっていく角に恐れおののくイグだったが、その角にどんな相手であろうとも真実を語らせてしまう不思議な力があることに気付く。角を使ってさまざまな者たちの思惑を引き出し、そこから生まれる新たな疑惑に直面するイグ。やがて事件の真相に近づいていくが、それはあまりにも悲痛で凄惨(せいさん)なものだった。

ホーンズ 容疑者と告白の角
(C) 2014 The Horns Project, Inc. All Rights Reserved.

映画短評

  • くれい響
    ローラーガール、まだまだ健在!
    ★★★★★
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    冒頭にデヴィッド・ボウイの「Heroes」が流れるように、ある日突然、角を得た主人公は愛する女性の死の真相を探るため、ヒーローと化す。彼のモノローグにより、独自調査を進める展開はハードボイルドだが、角パワーで彼に暴露する周囲の人々の本音はなぜか下ネタばかりということで、アジャ監督の本領発揮。美しき死体は「ツインピークス」のオマージュとも取れるが、ただ話を引っ掻き回すだけのウェイトレス役でヘザー・グラハム登場。ローラーガールだった『ブギーナイツ』から15年、ジュリアン・ムーアが三大映画祭&オスカー女優になった今、相変わらずの美貌でまだまだこんな役を演っててくれるのはうれしくもアリ、悲しくもアリ。

  • なかざわひでゆき
    人は誰しも心に悪魔を宿す
    ★★★★
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     恋人殺しの容疑をかけられた若者の頭に、ある日突然2本の角が生える。その角を見た人間はなぜか口々に本音を喋り始め、主人公はこの不思議な力を使って真犯人を探し始める。
     嫉妬や傲慢、色欲などなど。人々が告白する本音は“七つの大罪”のオンパレードだ。人間なら誰しも心の中に悪魔を宿す。その秘めたる心の声を、悪魔の象徴たる角が引き出していく。そこが物語を読み解く重要な鍵だと言えよう。
     同時に、本作は大人になることで無垢な友達ではいられなくなった、幼なじみグループの悲哀をも浮き彫りにしていく。宗教色の強さゆえに分かりづらい部分もあるかもしれないが、なかなか示唆に富んだ寓話的ダークファンタジーの秀作だ。

  • 相馬 学
    グランジ世代の病めるハリー・ポッター
    ★★★★★
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     ホラー監督と思われたアレクサンドル・アジャが、 こんなにも繊細なスリラーを撮れるとは嬉しい驚き。角やら蛇やらが飛び出す苛烈なビジュアルの魅力も健在だが、評価すべきはドラマの面白さだ。

     最悪の状況追い込まれた主人公は周囲が“クソッたれ”にしか見えず、毒づきの連発。最愛の人を失った悲しみもぬぐえない。“告白の角”という奇抜なアイデアもさることながら、20代でドン詰まりのヤケクソ感に宿るグランジ的リアリティも秀逸。

     ダニエル・ラドクリフも素晴らしく脱ハリポタというよりは“昔ハリポタだった俺”を引き受けているよう。ハリポタ好きにオススメできるアジャ作品が見られる日が来るとは思わなかった。

  • 山縣みどり
    ホラー・ファンタジー版『スタンド・バイ・ミー』、かな?
    ★★★★★
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    恋人メリン殺害容疑がかかる青年イグにある日、角が生えた! カフカの『変身』みたいだけど、角の持つパワーが笑える。なんと、誰もがイグに本音を告解したくなるのだ。イグが知りたくない真実まで聞かされる展開がコミカルで、エキセントリックなホラー映像に定評あるアジャ監督の新境地? メリンを崇める80年代ミュージック・ビデオ的な映像も同様なり。いわゆる善と悪、救済と天罰についての映画だがラブコメ仕立てなのがユニークだ。また侘び寂び感もたっぷり。回想シーンのイグと仲間たちが『スタンド・バイ・ミー』を思わせるが、成長するとほのぼの感ゼロ。固い絆で結ばれた友情も一瞬にして崩壊すると思わせる儚さが切ない。

  • 平沢 薫
    意外なことにラドクリフは獣の角が似合う
    ★★★★★
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     ダニエル・ラドクリフは、獣の角がよく似合う。ギリシャ神話のサチュロスの角をイメージしたという監督の趣向に頷きつつ、獣の角が生えてしまった主人公の苦悩の物語を期待すると、そこは違って、本筋は主人公の恋人の死の真相を探る謎解きもの。そこに子供時代からの友人達、兄弟、小さな地域社会が絡んでスティーヴン・キングを連想させるが、なるほど原作はその息子ジョー・ヒルで、製作総指揮にも参加。撮影は「ブルー・ベルベット」「ワイルド・アット・ハート」のフレデリック・エルムズ。ヘザー・グレアムが「ツイン・ピークス」風ダイナーのウエイトレス役で同作と同じ容姿で登場。こんな選択からも監督が目指した世界が伝わってくる。

動画

映画『ホーンズ 容疑者と告白の角』予告編

写真ギャラリー

Dimension Films / Photofest / ゲッティ イメージズ

ポスター/チラシ

  • 映画『ホーンズ 容疑者と告白の角』ポスター
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    特製ポストカード

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    恋人を殺した容疑者にされた青年の頭に角が生える。青年と会った人たちは自分の内心をべらべらしゃべり本性をむき出しにする。  病院で騒いでいる小さな子の母親は「この子のケツを蹴飛ばして置き去りにしたい」と言い出す。看護婦は母親に悪態をつきふたりはとっくみあいの喧嘩を始める。  青年はこの力を使って真犯人を見つけ出そうとする。  ランナウェイズのヒット曲に「チェリーボンブ」があるが、この映画... ...[外部サイトの続きを読む]
  • ホーンズ 容疑者と告白の角 from 映画三昧、活字中毒 (2015年6月2日 21時13分)
    ■ ヒューマントラストシネマ渋谷にて鑑賞ホーンズ 容疑者と告白の角/HORNS 2013年/アメリカ、カナダ/120分 監督: アレクサンドル・アジャ 出演: ダニエル・ラドクリフ/マックス・ミンゲラ/ジョー・アンダーソン/ジュノー・テンプル/ケリ・ガーナー 公式サイト 公開: 2015年05月09日 町の人気者だったメリン・ウィリアムズの他殺体が、森の中で発見された。メリンの恋... ...[外部サイトの続きを読む]
  • ホーンズ 容疑者と告白の角 from 映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評 (2015年5月10日 0時17分)
    ホーンズ 角 (小学館文庫) [文庫]恋人殺しの容疑者にされた男に不思議な角が生えるファンタジー・サスペンス「ホーンズ 容疑者と告白の角」。裏ハリポタのようで意外にも楽しめる。 ... ...[外部サイトの続きを読む]
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