シネマトゥデイ

シネマトゥデイ
どなたでもご覧になれます

黒いスーツを着た男

黒いスーツを着た男
(C) 2012 - Pyramide Productions - France 3 Cinema
英題:
THREE WORLDS
製作年:
2012年
製作国:
フランス/モルドバ
日本公開:
2013年8月31日
(ヒューマントラストシネマ渋谷 ほか)
上映時間:
配給:
セテラ・インターナショナル
カラー/シネマスコープ/ドルビーデジタル

チェック:『彼女たちの時間』のカトリーヌ・コルシニが監督と脚本を務め、フランスで人気の美形俳優ラファエル・ペルソナーズが主人公を熱演したクライムサスペンス。ひき逃げ事故を起こした加害者男性と目撃者の女性、さらに被害者の妻らの運命が交錯し合う。『ミステリーズ 運命のリスボン』のクロティルド・エスムが、揺れ動く目撃者を好演。主人公の葛藤はもとより、共鳴し合う登場人物たちの魂の叫びに心が震える。

ストーリー:苦労して出世した自動車ディーラーのアル(ラファエル・ペルソナーズ)は、10日後に社長令嬢と結婚式を挙げる予定だった。仲間たちとパーティーで、ついついはめを外してしまった彼は、深夜のパリの街角で男を車ではねてしまう。動揺したアルは現場から逃亡するが、一連の状況をジュリエット(クロティルド・エスム)がバルコニーから目撃していた。

黒いスーツを着た男
(C) 2012 - Pyramide Productions - France 3 Cinema

映画短評

  • 今 祥枝
    フランスの美形、ラファエル・ペルソナの瞳が語る孤独ともろさ
    ★★★★
    »読む«閉じる

    人生の成功を約束する結婚を控えた男が、ひき逃げ事故を起こし転落していく。1960~70年代のフィルム・ノワールを彷佛とさせる映像世界は、ジャンル映画のファンを喜ばせる。だが、カトリーヌ・コルシニ監督は被害者がモルドヴァからの不法移民であることで社会問題を浮き彫りにし、目撃者の女性と犯人の道ならぬ関係から贖罪の物語へとジャンルの枠をとっぱらう。主人公と被害者の妻、目撃者が所属する“3つの世界”(原題の直訳)が交錯する構図は、むしろ社会派サスペンスである。

    「アラン・ドロンの再来」とも言われるラファエル・ペルソナは、より線が細く、いい意味での”薄さ”が今風か。本作では深い孤独ともろさがにじむ瞳が印象的で、救いを求めてすがるような表情は女性の心に訴えまくる。時にやや強引とも思える展開への説得力にも、このアピールは欠かせない。

    アルの心の奥でくすぶっていた感情が溢れ出す終盤は、それまでの内省的な静の演技と動の対比が秀逸。余韻を残すラストシーンの、もの言わぬ表情は複雑で切なく見入ってしまった。ドロンとはまた違った、フランスの正統派美形ペルソナの魅力が本作にはぎっしり詰まっている。

動画

映画『黒いスーツを着た男』予告編

ポスター/チラシ

  • 映画『黒いスーツを着た男』ポスター
    ポスター
  • 映画『黒いスーツを着た男』チラシ
    チラシ
  • 映画『黒いスーツを着た男』チラシ
    チラシ

前売券特典

  • 映画『黒いスーツを着た男』ポストカード
    ポストカード

※数量や販売期間が限定されていたり、劇場によっては取扱が無い場合があります。


スタッフ

監督・脚本:

キャスト

ブログン投稿ブログに投稿
  • FC2ブログに投稿!
  • ココログに投稿!
  • gooブログに投稿!
  • so-netブログに投稿!
  • exciteブログに投稿!
  • Bloggerに投稿!

楽天市場

ブログなどをご利用の方は以下のURLをトラックバックURLとして指定してください。

  • 黒いスーツを着た男 from 映画三昧、活字中毒 (2013年12月26日 20時28分)
    ■ キネカ大森にて鑑賞黒いスーツを着た男/TROIS MONDES 2012年/フランス、モルドヴァ/101分 監督: カトリーヌ・コルシニ 出演: ラファエル・ペルソナーズ/クロティルド・エスム/アルタ・ドブロシ/レダ・カテブ/アルバン・オマル 公開: 2013年08月31日 公式サイト 自動車ディーラーでコツコツと働いてきたアルことアラン・シェフェールは、勤務している会社の社... ...[外部サイトの続きを読む]
[PR]
おすすめ特集
映画アクセスランキング
  • Loading...
»もっとランキングを見る«
楽天市場
スポンサード リンク
  1. 映画
  2. 2013年8月26日の週の公開作品
  3. 『黒いスーツを着た男』