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エスケイプ・フロム・トゥモロー

公式サイト:http://escapefromtomorrow.jp
エスケイプ・フロム・トゥモロー
(C) 2013 MMXIII BY MANKURT MEDIA LLC
英題:
ESCAPE FROM TOMORROW
製作年:
2013年
製作国:
アメリカ
日本公開:
2014年7月19日
(TOHOシネマズ日劇 ほか)
上映時間:
配給:
ピクチャーズデプト
提供:
鈍牛倶楽部
モノクロ/1:1.85/ドルビーデジタル

チェック:世界的に著名なアメリカのテーマパーク、ディズニーランドなどの敷地で無許可で撮影を敢行したという異色作。仕事をクビになったさえない中年男が家族と一緒に訪れたテーマパークで遭遇する、現実と妄想の入り交じるシュールな体験を活写。悪夢的な内容や、夢と魔法のファンタジックワールドを、グロテスクな光景として映した世界観が衝撃的。

ストーリー:会社に突然クビを言い渡された中年男のジム(ロイ・エイブラムソン)は、口うるさい妻とわがままな2人の子供と共に人気テーマパークにやって来た。夢と魔法の国で何度も現実から逃げたくなる衝動に駆られたジムに、妄想と現実が入り交じった奇妙な出来事が次々と襲い掛かってくる。

エスケイプ・フロム・トゥモロー
(C) 2013 MMXIII BY MANKURT MEDIA LLC

映画短評

  • 平沢 薫
    こちらの一種のマレフィセントはどこか愛しい
    ★★★★
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     楽しいものとして作られた作り物の数々が、モノクロで撮影されて、ホラー映画の形式で映し出されるだけで、悪夢のような光景になる。ディスニーランドでの隠し撮りの効果は抜群。誰もが無意識に感じていた禍々しさが、剥き出しにされて姿を現す。

     とはいえ冒頭に表示される注意書き通り、特定のアトラクションについての物語ではない。人間がつい抱いてしまう幻想についてのダーク・ファンタジー。幻想が積み重なっていった先には歪みが生じ、そこに思わぬものが住みつくようになる。

     こちらにも一種のマレフィセントのような悪い魔女が登場。こんな悪夢の世界には、むしろこういうものが住み着いていてほしい。

  • ミルクマン斉藤
    アメリカン・アンダーグラウンド、ここに甦る。
    ★★★★★
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    人工的な夢の空間と得体の知れぬ禍々しさはほとんど常に同居するもので、映画でいうなら『ナイト・タイド』『恐怖の足跡』『エレファント・マン』といったカーニヴァルものがそれを証明しているが、そんな幻想映画(あえてホラーとはいわない)の系譜に繋がるように本作もまたモノクロ。冒頭のビッグサンダー・マウンテン滑走シーンから、クリアでありながらもただならぬ邪気を静かに発散する画面の素晴らしさよ(これが民生機一眼レフによるものとは驚きだ)。この遊園地に忍ばされたウォルト・Dの秘密のリビドーを喚び起こすような、およそ“隠し撮りインディ映画”とはかけ離れた、ゴージャスかつ豊饒なオーケストラ音楽も確信的だ。

  • 山縣みどり
    ウォルト叔父さんが草葉の陰で泣いています。
    ★★★★★
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    ディズニーランド&ディズニーワールドは世界でもっともハッピーな場所だ。足を踏み入れるだけで事故や病気、暴力や不安なんてネガティブなことを忘れられる。さすがは『人魚姫』の結末すら変えるディズニー! 賛否両論あれど、彼らのハッピーにかける意気込みには圧倒される。が、そんなディズニー思想や“臭いものにフタをする”手法にNOをつきつける人もいるのは事実。ランディ・ムーア監督はその一人で、衝撃的なエンディングからは企業化された夢の王国が人々に与える影響への危機感が伝わる。彼の皮肉な見方に拍手を送るか、大人気ないと受け取るかは人それぞれ。でもネズミが媒介する菌によるアレを彷彿させる展開は、やり過ぎ?

  • くれい響
    「オトナ帝国」にケンカを売ってみた!
    ★★★★★
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    夢と魔法の国に、口うるさい妻と2人の子とやってきた、サエない父がお姉ちゃんに目を奪われ、お下劣妄想にふけっていると、ある陰謀に巻き込まれる…『映画クレヨンしんちゃん』である。とはいえ、こちらの「オトナ帝国」の展開はあまりに遅く、手ブレのないゲリラ撮影による園内巡りが延々続く。そういう意味では、わざわざ舞浜に行かなくても、長蛇の列に並ばなくてもいいアトラクションムービーだが、デヴィッド・リンチばりのシュール描写を期待すると、やや肩透かし。『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』同様、完全なネタ映画止まりだが、裁判沙汰覚悟でセックス、バイオレンス&ブラックなオチをブチ込んだ意欲は買いたいので、★おまけ。

動画

映画『エスケイプ・フロム・トゥモロー』特報1
映画『エスケイプ・フロム・トゥモロー』特報2

ポスター/チラシ

  • 映画『エスケイプ・フロム・トゥモロー』ポスター
    ポスター
  • 映画『エスケイプ・フロム・トゥモロー』チラシ
    チラシ
  • 映画『エスケイプ・フロム・トゥモロー』チラシ
    チラシ

前売券特典

  • 映画『エスケイプ・フロム・トゥモロー』とても”黒い”クリアファイル
    とても”黒い”クリアファイル

※数量や販売期間が限定されていたり、劇場によっては取扱が無い場合があります。


スタッフ

監督・脚本:
製作・編集: スジン・チャン
オリジナルスコア・作曲: アベル・コルゼニオフスキー

キャスト

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  • エスケイプ・フロム・トゥモロー (2013) ▼ from どんくらの映画わくわくどきどき (2015年1月22日 3時25分)
    これはどこがおもしろいのだろう。 ディズニーワールドなどで無許可で撮影し、ドイツのジーメンス社のロゴが大写しになるのに、映画の冒頭で“この映画フィクションで、ウォルト・ディズニー社、ジーメンス社、その他の団体人物など一切関係ない”と映る。一般の観客が写っているとすれば肖像権の問題もあると思うがおかまいなし。そのくせ(シャレかもしれないが)タイトルにCOPYRIGHTと併記して自分の権利だけ... ...[外部サイトの続きを読む]
  • エスケイプ・フロム・トゥモロー from 映画三昧、活字中毒 (2014年8月2日 18時46分)
    ■ TOHOシネマズ 日劇にて鑑賞エスケイプ・フロム・トゥモロー/ESCAPE FROM TOMORROW 2013年/アメリカ/90分 監督: ランディ・ムーア 出演: ロイ・エイブラムソン/エレナ・シューバー/カテリン・ロドリゲス/ジャック・ダルトン/アリソン・リーズ=テイラー 公式サイト 公開: 2014年07月19日 休暇を取り、妻と2人の子供と共に“夢と魔法の国”と称さ... ...[外部サイトの続きを読む]
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    ある意味話題の作品。 というのは... この映画、何とディズニーランド内を、全く無許可で撮影。 神聖なランドをこき下ろす?ディズニーが絶対許可しないだろう企画。 これを実現した、というトンデモ企画。 一方で思うのは… ディズニーランドのダークサイド、って当た... ...[外部サイトの続きを読む]
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