シネマトゥデイ

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幸せのありか
(C) Trmway Sp.z.o.o Instytucja Filmowa “Silesia Film”, TVP S.A, Monternia.PL 2013
英題:
LIFE FEELS GOOD
製作年:
2013年
製作国:
ポーランド
日本公開:
2014年12月13日
(岩波ホールほか)
上映時間:
日本語字幕:
堀池明
配給・提供:
アルシネテラン
提供:
パイオニア映画シネマデスク
後援:
駐日ポーランド共和国大使館 / ポーランド広報文化センター
カラー/シネマスコープ/DCP/5.1chデジタル

チェック:1980年代の民主化に揺れるポーランドを舞台に、脳性まひの男性が過ごした幼少期から青年期までの喜怒哀楽を丁寧にすくいとった珠玉の人間ドラマ。実在の人物をモデルに、幼くして植物状態だと診断された青年の苦難の日々を卓越したユーモアのセンスで映す。『イーダ』のダヴィッド・オグロドニックが青年期の主人公を熱演。重度の障害がありながらも、冷静かつ機知に富んだ視点で世界を見つめる青年の姿にエールを送りたくなる。

ストーリー:1980年代のポーランドで、マテウシュ(ダヴィッド・オグロドニック)は脳性まひというハンディキャップを抱えて生まれてくる。彼は幼少時に医師から植物状態だと診断されるものの、父(アルカディウシュ・ヤクビク)と優しい母(ドロタ・コラク)の愛情を一身に受けて成長する。マテウシュは体に重度の障害があったものの、実は知能に問題はなく……。

幸せのありか
(C) Trmway Sp.z.o.o Instytucja Filmowa “Silesia Film”, TVP S.A, Monternia.PL 2013

映画短評

  • なかざわひでゆき
    身障者ドラマに収まらない普遍的な人間賛歌
    ★★★★
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     脳性麻痺の障害を持って生まれ、手足も言葉も不自由なために知的障害と誤診されてしまった男性が、自分にだって言葉が分かる、意志があるということを周囲に証明するまでの長い道のりを描く実話ドラマ。
     健常者と変わらぬ知性を持ちながら、精神病棟に入れられてしまうという生き地獄。しかし、物事をありのままに受け入れつつ希望を失わない主人公マウテシュの姿に、暗い悲壮感は殆ど感じられない。
     障害者の恋愛や性の問題にも踏み込んだ本作は、逆境をバネに人生を切り開いていく人間の本能的な強さを賞賛する。障害に無理解な人間を断罪せず、時には身勝手な同情の偽善をチクリ。ユーモア精神も忘れない。そのバランス感覚が見事だ。

  • 相馬 学
    “泣かせ”とは無縁の、愛すべきハンディキャップ劇
    ★★★★
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    他人とコミュニケーションを取りたくてもとれない、ハンディキャップを持つ青年を主人公に設定しながらも、悲哀ではなく必死な思いをクローズアップ。安易なお涙頂戴とは異なる、前向きさに好感を覚えた。

     主人公の活力の中には性欲も含まれ、“おっぱいと星は神さまの偉大な発明品”という独白も飛び出す。同情よりも共感を誘う点で、”人間"のドラマとしてユーモラスかつ温かい魅力が宿る。

     主演のダヴィッド・オグロドニックの演技も素晴らしく、『マイ・レフトフット』のダニエル・デイ=ルイスを思わせる熱演。時に必死で、時にいたずら小僧のようでもある表情の演技は、このキャラをチャーミングにしており実に印象深い。

動画

実話から生まれた、体に重度の障害のある男性のストーリー!映画『幸せのありか』予告編

ポスター/チラシ

  • 映画『幸せのありか』ポスター
    ポスター
  • 映画『幸せのありか』チラシ
    チラシ
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    チラシ

スタッフ

プロダクションデザイナー: ヨアンナ・ヴイチク

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