パリよ、永遠に (2014)：作品情報

見どころ

第2次世界大戦下のパリを舞台に、街を守りたいスウェーデン総領事と街の破壊命令を受けたドイツ軍将校との心理戦を描いたヒューマンドラマ。『ブリキの太鼓』などのフォルカー・シュレンドルフがメガホンを取り、フランスでヒットした舞台を映画化。ドイツ軍将校を説得するスウェーデン総領事に『恋するシャンソン』などのアンドレ・デュソリエ、妻子を人質に取られて作戦を実行するしかないドイツ人将校に『預言者』などのニエル・アレストリュプがふんする。緊迫した展開と、舞台でも同役を演じたベテラン俳優の重厚な演技に圧倒される。

あらすじ

ナチス・ドイツ占領下のパリで、パリ防衛司令官コルティッツ（ニエル・アレストリュプ）は、アドルフ・ヒトラーの命を受け、ノートルダム大聖堂などの世界的な建築物を破壊する計画を立てていた。スウェーデン総領事のノルドリンク（アンドレ・デュソリエ）は、破壊を止めさせようとコルティッツを訪問する。

映画短評

轟 夕起夫 ★★★★★ ★★★★★

この“試合”の最大のポイントは、沈黙が流れる瞬間

相馬 学 ★★★★★ ★★★★★

“個”を殺す戦争の罪を見つめた力作

山縣みどり ★★★★★ ★★★★★

狂気の時代にこそぶれない外交が大事のようです

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今月の5つ星

ヒトラーはなぜパリを壊滅できなかったのか、ミスターNHK『パリよ、永遠に』に興味津々

キャスト

• アンドレ・デュソリエ
• ニエル・アレストリュプ
• ロバート・スタッドローバー
• ブルクハルト・クラウスナー
• チャーリー・ネルソン
• ジャン＝マルク・ルロ

スタッフ

監督・脚本

• フォルカー・シュレンドルフ

原案・脚本

• シリル・ゲリー

撮影監督

• ミシェル・アマテュー

セットデザイン

• ジャック・ルークセル

編集

• ヴィルジニ・ブリュアン

音楽

• ヨルク・レンベルク

映画詳細データ

製作国

フランス／ドイツ

日本語字幕

丸山垂穂

提供

• 日活

配給

• 東京テアトル

技術

5.1ch／シネマスコープ／カラー／デジタル

(Bunkamuraル・シネマほか)

リンク

公式サイト