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ブルー・リベンジ

公式サイト:http://blue-revenge.com/
ブルー・リベンジ
(C) 2013 by Scavenger, LLC. All Rights Reserved.
英題:
BLUE RUIN
製作年:
2013年
製作国:
アメリカ/フランス
日本公開:
2015年2月14日
(ヒューマントラストシネマ渋谷)
上映時間:
配給:
トランスフォーマー
カラー/DCP

チェック:第66回カンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞を受賞し、サンダンス映画祭でも上映されたサスペンススリラー。両親を亡き者にした犯人が刑期満了を待たずに出所したのを知ったホームレスの男が、両親の敵を討とうとする姿を追い掛ける。監督は『ジャズ・シンガー/ジャッキー・パリスの生涯』などでカメラマンとしても活躍してきたジェレミー・ソルニエ。主演は監督と共に、本作を機に注目を浴びることになったメイコン・ブレア。鮮烈なバイオレンス描写はもちろん、静かでエモーショナルなドラマに圧倒される。

ストーリー:ボロボロの青色のセダンを根城にし、誰とも関わらないようにひっそりと生きているホームレスの男ドワイト(メイコン・ブレア)。警察に呼び出された彼は、両親を殺した犯人が刑に完全に服すことなく刑務所から出されることを告げられて大きなショックを受ける。やがて、すさまじい怒りに駆られた彼は復讐(ふくしゅう)を決意。セダンを激走させ、釈放された犯人のもとへと向かうドワイト。だが、その復讐(ふくしゅう)劇は思わぬ事態を引き起こし……。

映画短評

  • 轟 夕起夫
    今後さらに飛翔する匂いがプンプン!
    ★★★★★
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     世界の片隅で“ホーム・アローン”となっちまった男の悲喜劇。だから友人として『ホーム・アローン』シリーズのガキ大将、バズ兄ちゃんのデヴィン・ラトレイが出てくるわけだな……ってチト強引か? 男はあれよあれよと復讐という名の“因果鉄道”に乗ってしまうのだが、それにしても銃器オタク役のラトレイ、敵対するホワイトトラッシュな一家の面々など、登場するのは特殊漫画家・根本敬先生が好んで描くところの「イイ顔」した人たちばかり。で、主人公だけがヤバくなく、坊ちゃん顔。よい組み合わせだ! ジャンル映画をよく知ってるからこそ、その道の裏をかくのが巧い。監督・脚本・撮影ジェレミー・ソルニエの名は覚えておいて損なし。

  • 森 直人
    スコセッシやJ・コーエンらと同校のバリバリ優秀な後輩
    ★★★★
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    これはよく出来てるなあ。『わらの犬』と比較する声もあるように「気弱な男のハードコアな復讐譚」という主軸が共通。一族VS一族の報復合戦は現代版「ハットフィールド&マッコイ」(『ロリ・マドンナ戦争』)といったところ。

    その道行きを無言に近い寡黙さで捉える。即物的なアクション描写と、青を基調にしたスタイリッシュな色彩設計は、ホームレスが主人公なのにJ=P・メルヴィル的なノワール美学に貫かれてる!

    NYU芸術学部出身のジェレミー・ソルニエ監督はまさしく正統の映画教養に溢れた若手。これほど贅肉を削ぎ落とした秀作で注目されたからには、ハリウッドメジャーでも硬派なまま出世して欲しいと願わずにいられない。

  • くれい響
    噂通りの拾いモノ!
    ★★★★★
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    ザック・ガリフィアナキスのようなムサ男から神経質なヤサ男に変貌する主演男優に、明らかにコーエン兄弟に憧れている監督と、カンヌの監督週間やサンダンスで話題になった事実が物語るように、青田買い感満載のサスペンス・スリラー。ほとんどセリフがなく、映像のトリックもある冒頭から引き込まれるが、主人公の復讐劇はすぐに終了。だが、俄然面白くなるのはそこからで、相手側の報復が待ち受けている。主人公が銃を手にしたことのない一般人なので、観客に感情移入させるためのリアルでオフビートな演出が巧く、家族VS家族のドラマと化す展開もなかなか。さらに、クールでシャープな映像ながら熱量を感じさせてくれる。


スタッフ

監督・脚本・撮影:
特殊メイクデザイナー: トビー・セルズ

キャスト

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『ブルー・リベンジ』の映画ニュース

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  • 「ブルー・リベンジ」 from ここなつ映画レビュー (2015年3月23日 12時31分)
    原題は「Blue Ruin」。「Ruin」があまり馴染みのない単語と考えると、この邦題はいいと思う。「未体験ゾーンの映画たち 2015」で鑑賞。そう、リベンジなのだ。永きに渡ってあたためられ、遂に実行されたリベンジ。しかし、復讐は復讐を呼び、やがて全てが「Ruin」と化す。ともかく凄い作品だった。両親を殺され、以来浜辺で浮浪者同然の隠遁生活を送るドワイト。ある日、犯人であるクリーランド家の次男が出所するという情報がもたらされる。ボロボロの青いセダンを駆って復讐に向かうドワイト。そして事を成し遂げたドワイトは ...[外部サイトの続きを読む]
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