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女神は二度微笑む

公式サイト:http://megami-movie.com/
女神は二度微笑む
英題:
KAHAANI
製作年:
2012年
製作国:
インド
日本公開:
2015年2月21日
(渋谷ユーロスペースほか)
上映時間:
日本語字幕:
松岡環
配給:
ブロードウェイ
配給協力:
コピアポア・フィルム
カラー/1:1.85

チェック:インドで消息不明となった夫を捜す女性をヒロインに、失踪(しっそう)と地下鉄テロの二つの事件にまつわる壮大な謎を、多彩な伏線を張り巡らせて描いたサスペンス。イギリスで暮らすインド人女性が、インドへ行ったまま連絡が途絶えた夫を見つけるべく、妊娠中の身でありながら壮絶な捜索劇を繰り広げる。主演は、ボリウッドを中心に活躍しているヴィディヤ・バラン。監督は『アラジン 不思議なランプと魔人リングマスター』のスジョイ・ゴーシュ。謎が謎を呼ぶストーリーと衝撃の展開に驚かされる。

ストーリー:イギリス・ロンドンに暮らすヴィディヤ(ヴィディヤ・バラン)は、インドへ行ったまま行方不明となった夫のアルナブを捜すためにコルカタにやって来る。しかし、宿泊先や勤務先にアルナブがいた痕跡はなく、やがてアルナブに非常によく似た男が国家情報局に追われていることが判明。ヴィディヤは危険を冒してでも、アルナブの行方を捜そうとするが……。

女神は二度微笑む

映画短評

  • 轟 夕起夫
    ドンデン返しも凄いけど、そのドンデンの余韻が大事
    ★★★★
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     人はついつい先入観を持つ。ここでまた、「クライマックスはインド三大祭りのひとつ、“ドゥルガー・プージャー”のエキサイティングな祝祭空間で、それは単なるローカリズムではなく本質的なテーマを宿している」などと記すと余計な先入観を与えてしまうのでは……と構えてしまう。でもきっと大丈夫。この映画、ミスディレクションと広げに広げた“大風呂敷”の畳み方にワザがあり、「先入観を持った自分ごと」、最後はひっくり返されるのが心地よいのだ。キーとなる危険人物の名は“ミラン・ダムジ”。その語感がイカしてる。脳裏に引っかかって、心の中にぶらさがる。あの“カイザー・ソゼ”という魅惑の響きを初めて耳にした時のように。

  • ミルクマン斉藤
    どう転んでいくのか予想不能、超A級のサスペンス!
    ★★★★★
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    ヒンディー語映画だが舞台はベンガル語圏のコルカタ。言葉も満足に通じない土地でいわば探偵役として奔走する主人公は妊婦で危なっかしいし、中央情報局員は陰険そのもの、メガネ小太りで頭頂ハゲを誤魔化したヒットマンは不気味で怖い。主人公の助手役を務める新米警官ラナの秘かな思慕にやや和むが、最後までサスペンスの糸は張り切ったまま。ちなみにラナ役俳優の祖父はベンガル芸術映画の巨匠リッティク・ゴトクだそうで、そんなところに歌も踊りもないインド映画へのリスペクトが籠められてるのかも。すべての「物語」が終わって腑抜けのようになった頭に、御大アミターブ・バッチャンの歌声(作詞作曲は詩聖タゴール!)が染みます。

  • 相馬 学
    ヒッチコック映画を思わせるインド製サスペンス
    ★★★★
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     『めぐり逢わせのお弁当』で改めて注目された“歌わず、踊らず”路線のインド映画から、またしても快作が。こちらは、なかなかエッジの効いたサスペンスだ。

     失踪した夫の行方を探るべく英国からインドへやってきた妻の奔走劇は、真相が明かされるにつれてスリルの色を濃くしてゆく。臨月という設定からくるか弱さと、精神的な芯の強さを感じさが味となる、その姿はハードボイルド・ヒロインと呼ぶにふさわしい。

     強気のヒロインとお人好しの現地警官の交流は、そんな中で一服のユーモアとして機能する。緊張感と笑いが絶妙のバランスで結びついた語り口はインド映画というより、ヒッチコック作品のイメージに近い。面白い!

  • 山縣みどり
    踊らず、うたわず。しかもヒロインが超タフな新感覚インド映画!
    ★★★★
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    行方不明の夫を捜しにコルカタにやってきた妊婦ヴィディヤが、お人好しの警官の助けを借りながら東奔西走! といっても人情話じゃなく正当派ミステリーで、オウムによる無差別テロ事件を彷彿させる冒頭からもう伏線バリバリ。夫を探し始めるヴィディヤが遭遇する人々は敵味方が入り乱れているし、謎が謎を呼ぶ仕掛けでこちらの想像力を煽る演出もエキサイティングだ。インド映画らしい踊りも歌も一切使わず、ストーリーテリングで押し切ったのが新鮮だ。ただインドの女神ドゥルガーが立派な伏線として使われるあたりがインドっぽさか。ヒロインが超タフなのもインド映画には珍しく、個人的にはフェミニズムの浸透とうれしくなった。

動画

夫はどこに行ってしまったの!?映画『女神は二度微笑む』予告編

ポスター/チラシ

  • 映画『女神は二度微笑む』ポスター
    ポスター
  • 映画『女神は二度微笑む』チラシ
    チラシ
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  • 女神は二度微笑む from 映画三昧、活字中毒 (2015年5月9日 22時35分)
    ■ ユーロスペースにて鑑賞女神は二度微笑む/KAHAANI 2012年/インド/123分 監督: スジョイ・ゴーシュ 出演: ヴィディヤ・バラン/パランブラタ・チャテルジー/ナワーズッディーン・シッディーキー 公式サイト 公開: 2015年02月21日 インド、コルカタにあるカーリーガート駅では、2年前、毒ガスによる地下鉄無差別テロ事件により、多くの死者を出した。そのカーリーガー... ...[外部サイトの続きを読む]
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