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ターナー、光に愛を求めて
(C) Channel Four Television Corporation, The British Film Institute, Diaphana, France3 Cinema, Untitled 13 Commissioning Ltd 2014.
英題:
MR. TURNER
製作年:
2014年
製作国:
イギリス/フランス/ドイツ
日本公開:
2015年6月20日
(Bunkamuraル・シネマほか)
上映時間:
日本語字幕:
古田由紀子
配給:
アルバトロス・フィルム / セテラ・インターナショナル
後援:
ブリティッシュ・カウンシル / 英国政府観光庁
カラー

チェック:18世紀末から19世紀にかけて活躍したイギリスの風景画家ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナーの謎に満ちた人生に迫る伝記ドラマ。『秘密と嘘』『ヴェラ・ドレイク』などの巨匠マイク・リー監督が構想に10年を費やし、愛と光を求め旅を愛した天才画家の創作への情熱や人物像を描く。主演は、リー監督の『人生は、時々晴れ』にも出演したティモシー・スポールが務め、第67回カンヌ国際映画祭男優賞などを受賞した。

ストーリー:18世紀末イギリス、若かりしころからロイヤル・アカデミーで評判だった自由な芸術家のターナー(ティモシー・スポール)は、インスピレーションを得るために旅に出ることが多かった。また異色の作風から、画壇や観る者に理解されないこともあった。そんなある日、助手を務めていた父親が突然他界してしまい衝撃を受ける。

ターナー、光に愛を求めて
(C) Channel Four Television Corporation, The British Film Institute, Diaphana, France3 Cinema, Untitled 13 Commissioning Ltd 2014.

映画短評

  • 平沢 薫
    このターナーはマイク・リー監督に似ている
    ★★★★
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     マイク・リー監督は、彼がいつも現代英国の日常のひとこまを切り取るのと同じ手法で、この19世紀の英国を代表する画家の晩年を描く。なので、この映画のターナーは偉人ではなく、ひとりの頑固な英国人で、監督自身によく似ている。自分の道を自分のペースで歩み続けて、誰にも媚びず、時代の流行の画の前に立っても、無言で"なんだかなあ"という顔をするのみ。周囲のどんな声にも反論しないが、決して自分の信念を曲げない。そして、これも監督同様、ただ自分の見たものを、自分が見たように描き続けるのだ。このターナーの目に映る世界を、監督と組んできた名カメラマン、ディック・ポープが、ターナーの名画そのままに映像化している。

  • 山縣みどり
    絵画からは想像できない下品な人格に戸惑う
    ★★★★★
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    テート・ブリテンやナショナル・ギャラリーに足を運ぶたびにターナーの作品に感銘を受けてきたが、画家の人間性など少しも考えたことはなかった。それが……。マイク・リー監督の容赦ない人物描写には驚かされる。父親との共依存的関係や歪な女性関係、才能に溺れたかのようなパフォーマンス、絵画の美しさとは真逆な下品な人格がスクリーンに焼き付けられる。こうなると、嵐を体感するために船のマストに体を縛り付けた逸話も奇行に思えるから不思議。演じるティモシー・スポールの外見や所作も影響大なのだが、偉大な画家が奇人に見えてしまうのに戸惑った。あ、でもターナーが好んだ黄色や光を多用した絵画的映像は素晴らしいです。

  • 森 直人
    監督・主演に加え、ディック・ポープ(撮影)が本気を出した!
    ★★★★
    »読む«閉じる

    前作『家族の庭』まで、マイク・リー監督には英国庶民の日常をリアルに劇化する名手というイメージばかり主だったので、今作の“映像的”達成に心底驚嘆。生々しい人間臭さと高度な審美性が見事に融合。この成果はリーと長年組みつつ、一方『幻影師アイゼンハイム』等で美的追求していた撮影のD・ポープがアクセルを全開にした事が大きいだろう。

    むろん労働者階級出身で、謎多き私生活では怪人だったと噂されるターナーの人物像もキモ。これまたリー作品常連、T・スポールの聖と俗を往来する芝居が凄い。史実に想像の余地があったからこそ、即興性を駆使するリーの演出法も活きた。まさに一流表現者たちの仕事が有機的に切り結んだ好例だ。

動画

映画『ターナー、光に愛を求めて』予告編

写真ギャラリー

Sony Pictures Classics / Photofest / ゲッティ イメージズ

ポスター/チラシ

  • 映画『ターナー、光に愛を求めて』ポスター
    ポスター
  • 映画『ターナー、光に愛を求めて』チラシ
    チラシ
  • 映画『ターナー、光に愛を求めて』チラシ
    チラシ

前売券特典

  • 映画『ターナー、光に愛を求めて』オリジナルミニスケッチ帳
    オリジナルミニスケッチ帳

※数量や販売期間が限定されていたり、劇場によっては取扱が無い場合があります。


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  • ターナー、光に愛を求めて (2014) ★ from どんくらの映画わくわくどきどき (2015年8月24日 3時25分)
    19世紀の英国の著名な画家ジョゼフ・マロ―ド・ウィリアム・ターナーの後半生を描いた映画。ティモシー・スポールはカンヌ国際映画祭最優秀男優賞を受賞した。アカデミー章の撮影賞、美術賞、衣装デザイン賞、作曲賞にノミネートされた。映像も美しく、宿屋の窓越しに見える港の風景さえも絵になっている。  この映画のターナーはすでに画壇で認められていて尊敬もされている。人づきあいもそれほど悪くはない。写真や... ...[外部サイトの続きを読む]
  • 大江戸時夫の東京温度 (2015年7月28日 23時9分)
  • 映画「ターナー、光に愛を求めて」 from エンターテイメント日誌 (2015年7月15日 8時44分)
    評価:B 原題はMr. Turner。アカデミー賞では美術、衣装デザイン、撮影 ...[外部サイトの続きを読む]
  • ターナー、光に愛を求めて from 映画のメモ帳+α (2015年6月25日 0時15分)
    ターナー、光に愛を求めて(2014 イギリス) 原題   MR. TURNER 監督   マイク・リー 脚本   マイク・リー 撮影   ディック・ポープ 衣装デザイン ジャクリーン・デュラン 編集   ジョン・グレゴリー 音楽   ゲイリー・ヤーション 出演   ティモシー・スポール ドロシー・アトキンソン マリオン・ベイリー       ポール・ジェッソン レスリー・マンヴィル マーティン・サヴェッジ        第87回(2014年)アカデミー賞撮影、作曲、美術、衣装デザ ...[外部サイトの続きを読む]
  • ターナー、光に愛を求めて~元祖自撮り棒 from 佐藤秀の徒然幻視録 (2015年6月24日 21時14分)
    公式サイト。イギリス=フランス=ドイツ、原題:Mr. Turner。マイク・リー監督。ティモシー・スポール、ドロシー・アトキンソン、マリオン・ベイリー、ポール・ジェッソン、レスリー ... ...[外部サイトの続きを読む]
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