シネマトゥデイ

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ぼくらの家路
(C) PORT-AU-PRINCE Film & Kultur Produktion GmbH
英題:
JACK
製作年:
2013年
製作国:
ドイツ
日本公開:
2015年9月19日
上映時間:
配給:
ショウゲート
カラー/ビスタサイズ/5.1ch

チェック:第64回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に出品されたヒューマンドラマ。身勝手な母親に翻弄(ほんろう)される幼い兄弟を取り巻く過酷な環境においても揺るがぬ二人の絆を見つめる。メガホンを取るのは、テレビシリーズなどを手掛けてきたエドワード・ベルガー。『シャトーブリアンからの手紙』のヤコブ・マッチェンツや、本作が俳優としての初めての作品となるイヴォ・ピッツカーらが出演。家族の形を取り戻そうする兄の姿が胸を打つ。

ストーリー:母親と6歳になる弟マヌエル(ゲオルグ・アームズ)と、ベルリンで生活している10歳の少年ジャック(イヴォ・ピッツカー)。だが、母親はジャックたちを愛しながらも、友人と夜遊びに出掛け、恋愛に夢中になって家を空けることが少なくない。そんな中、あることが原因でマヌエルは母親の友人宅、ジャックは施設へ預けられることに。施設に溶け込めず、夏休みになったが母親からすぐに来られないと連絡が入る。ジャックは、施設を飛び出して家へ向かうものの母親の姿はなく……。

ぼくらの家路
(C) PORT-AU-PRINCE Film & Kultur Produktion GmbH

映画短評

  • なかざわひでゆき
    大人になれない大人と、子供ではいられない子供
    ★★★★★
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     突然連絡の途絶えた母親を探して、10歳の少年ジャックが幼い弟を連れてベルリンの街を彷徨う。大人になれない若いシングルマザーに育てられ、大人にならざるを得なくなった子供を描く作品だ。
     子供への愛情はたっぷりだが、ついつい恋愛や夜遊びを優先させてしまう未熟な母親。いや、彼女だけでなく周りの大人たちもみんな、子供を守れる器じゃない。そんな中、まだまだ甘えたい年頃にも関わらず、孤独も悲しみも不満も怒りもグッとこらえて責任を全うしようとするジャックが健気で、そりゃもう胸を締め付けられる。
     とはいえ、物語は必ずしも暗くない。むしろ、少年時代との決別を自覚したジャックの逞しさにエールを送りたくなる。

  • 平沢 薫
    明るい赤、青、黄の色がいつも画面にある
    ★★★★★
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     歩き続ける10歳の少年の、Tシャツとジャンパーが赤で、ジーンズが青。彼がつれて歩く6歳の弟の髪が明るい黄色。その鮮やかな色彩が常に画面にあるので、まだ幼い少年2人が、いつもいなくなってしまう母親を探してベルリン中を歩きまわる光景が、暗いものにはならない。「ケス」「イゴールの約束」の系譜の少年映画だが、この映画は彼らを取り巻く状況を、悲惨なものには描かない。母親は子供を放置するが、彼らを愛している。周囲の大人たちは役に立たないが、彼らなりに少年たちを気遣っている。少年はそんな状況を見据えながら歩いていき、生き延びるための決断をする。その姿を、カメラは光のある映像で静かに映し出す。

動画

ただただお母さんに会いたくて!映画『ぼくらの家路』予告編
映画『ぼくらの家路』本編冒頭映像

ポスター/チラシ

  • 映画『ぼくらの家路』ポスター
    ポスター
  • 映画『ぼくらの家路』チラシ
    チラシ
  • 映画『ぼくらの家路』チラシ
    チラシ

前売券特典

  • 映画『ぼくらの家路』オリジナル・ポストカード
    オリジナル・ポストカード

※数量や販売期間が限定されていたり、劇場によっては取扱が無い場合があります。


スタッフ

監督・脚本:

キャスト

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  • ぼくらの家路  (2014) ★ from どんくらの映画わくわくどきどき (2015年12月11日 3時5分)
    やさしいだけでは母親とは言えない。母親は夜に幼い子供たちだけで地下鉄を乗り継がせて帰宅させ、自分は遊びに行くような女。親がいい加減だと子供は強くなる。弟を守り抜くジャックは母親よりも大人。  ジャックは消えた母親の立ち回り先をよく知っていてどこを探すのかどこをチェックするのかをきちんと把握している。駐車場の隠れ場所にしても過去にも母親が消えたのだろう。マニュエルでさえ兄に頼りっきりに見える... ...[外部サイトの続きを読む]
  • ぼくらの家路 from 映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評 (2015年10月7日 0時7分)
    ベルリンに暮らす10歳のジャックは、毎日、6歳の弟マヌエルの世話で忙しい。シングルマザーの母親は、子どもたちを愛してはいるが、自分の恋愛や夜遊びを優先して、家を空けること ... ...[外部サイトの続きを読む]
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