シネマトゥデイ

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ジュリエッタ
(C) El Deseo
英題:
JULIETA
製作年:
2016年
製作国:
スペイン
日本公開:
2016年11月5日
(新宿ピカデリーほか)
上映時間:
配給:
ブロードメディア・スタジオ
製作会社:
El Deseo
カラー/アメリカンビスタサイズ

チェック:『私が、生きる肌』などのスペインの巨匠ペドロ・アルモドバルが、アリス・マンローの短編集を基に描くヒューマンドラマ。音信不通となっていた娘を見掛けたと知人に言われた母親が、愛する娘に会いたいという気持ちを抱いたことがきっかけで物語が展開していく。『バカス』などのエマ・スアレスが現在、『ワイルド・ルーザー』などのアドリアーナ・ウガルテが過去の主人公を熱演。スタッフには、衣装に『ミッドナイト・イン・パリ』などのソニア・グランデ、美術に『抱擁のかけら』などのアンチョン・ゴメスらが名を連ねている。

ストーリー:スペインのマドリードで、一人生活している中年女性ジュリエッタ(エマ・スアレス)は、ある日ずっと行方がわからなかった一人娘アンティアを知人が見掛けたと聞き、ショックを受ける。ジュリエッタは、12年前自分に何も告げずにこつぜんと消息を絶ったまな娘に宛てて手紙を書き……。

ジュリエッタ
(C) El Deseo

映画短評

  • 相馬 学
    老いた母の苦悩に気がシンクロする親子ミステリー
    ★★★★
    »読む«閉じる

     ベルイマン作品のような母娘の葛藤、列車シーンのヒッチコック映画的緊張、激情的な性衝動、原色基調の色使い。アルモドヴァル作品の、あらゆる要素の詰め込みを混沌ととるか作家性ととるかで意見が分かれるところ。

     好意的に見られたのはミステリアスな展開に加え、年長者の苦悩のリアリティゆえ。『オール・アバウト・マイ・マザー』の母性をさらに突き詰めたドラマに圧倒された。御年65歳のアルモドヴァルの今の気分がそうさせたのか、“老い”をきちんと視野に入れている点がいい。

     老いといえばアルモドヴァル作品の常連ロージー・デ・パルマが家政婦役にふんし、老け顔で登場。そこにいるだけで画面が引き締まる妙演も凄い。

  • なかざわひでゆき
    どこか物足りなさの残るアルモドバル最新作
    ★★★★★
    »読む«閉じる

     愛する娘はなぜ私の前から姿を消したのか。その答えを探し求めて、ひとり残された母親が自らの半生を振り返る。『ボルベール<帰郷>』以来久しぶりに、アルモドバルが母親の愛情をテーマに描いた作品だ。
     愛ゆえの嘘と秘密が招く悲劇、ダグラス・サークを彷彿とさせる映像スタイル、ブニュエルの『欲望のあいまいな対象』にヒントを得た2人1役。アルモドバルらしい作品といえばそうだが、しかし抑制を効かせた端正な演出は過去のエモーショナルなメロドラマとは明らかに一線を画する。
     ゆえに、昔からのファンとしては何かが欠けているという物足りなさも否めず。それだけ角が取れて丸くなったということなのかもしれないけれど。

動画

ペドロ・アルモドバル監督によるヒューマンドラマ!映画『ジュリエッタ』特報
斎藤工&板谷由夏がイチオシの11月上旬の新作映画を「はみだし映画工房」で激論!

写真ギャラリー

(C) El Deseo

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前売券特典

  • 映画『ジュリエッタ』特製レターセット
    特製レターセット

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スタッフ

監督・脚本:

キャスト

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