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妖怪ウォッチ×ゲゲゲが映画で実現!鬼太郎役に初代声優・野沢雅子が復帰

ジバニャン「えええーーーっ! あの伝説の鬼太郎センパイが、妖怪ウォッチの映画に出るニャンか!?」
ジバニャン「えええーーーっ! あの伝説の鬼太郎センパイが、妖怪ウォッチの映画に出るニャンか!?」 - (C)LEVEL-5/映画『妖怪ウォッチ』プロジェクト 2017 (C)水木プロ・東映アニメーション

 社会現象を巻き起こした「妖怪ウォッチ」の劇場版最新作『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』(12月16日公開)が、水木しげるの国民的妖怪作品「ゲゲゲの鬼太郎」とタッグを組むことが明らかになった。本作に登場する鬼太郎の声優は、1968年の初のアニメ版で初代鬼太郎役を務めた野沢雅子が担当する。

【画像】鬼太ニャンも!『映画 妖怪ウォッチ』に登場する鬼太郎ファミリー

 平成を代表する妖怪と昭和を代表する妖怪のまさかのコラボ。映画製作総指揮を執る日野晃博いわく、「今回、妖怪ウォッチの世界観はシリアスに変わっている」ことから驚きの共演の企画がスタートしたそう。

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 日野は「ここで大人が見るに堪えるものにするというコンセプトが生まれました。現代の大人において『妖怪』と言えば、やはり鬼太郎ではないでしょうか。というわけで、鬼太郎とコラボしたいという発想に至りました」と言うと、「とはいえ、根底にあるのは単純に、妖怪ウォッチの面々と鬼太郎がコラボするさまを見てみたい! そういう思いからです」と付け加えた。

 新作映画の舞台は、「妖怪ウォッチ」シリーズの主人公・ケータの時代から30年後。登場人物はみな一新され、おなじみの妖怪たちも恐ろしげなビジュアルで現れる中で、鬼太郎たちはジバニャンらに助けを求められて登場する。劇中で、ある危機を迎えるジバニャン一行は、伝説の妖怪「鬼太郎」に力を借りるべく「ゲゲゲの森」にたどり着く。

 鬼太郎役の野沢にとって、「ゲゲゲの鬼太郎」は初のアニメシリーズ主演作。これまで「ゲゲゲの鬼太郎」は1968年版アニメを含めて6度アニメシリーズ化され、そのうちには別の声優が声をあてることもあったが、野沢も鬼太郎もお互いになくてはならない存在だった。野沢は「鬼太郎はわたしの中でしっかり生きています」と言うと、「今から完成がとっても楽しみでワクワクしています。妖怪は不滅です」と期待に胸を膨らませている様子を見せた。

 映画には目玉おやじ、ねこ娘、子泣きじじい、砂かけばばあ、一反もめん、ねずみ男といった“鬼太郎ファミリー”も総出演。さらに鬼太郎の妖気の影響を受けたジバニャンの姿、通称「鬼太ニャン」の姿も見られるという。(編集部・井本早紀)

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