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サイテー映画の逆襲!究極カルト『死霊の盆踊り』&『プラン9・フロム・アウタースペース』カラー版上映決定

文字通り、ひたすら死霊の盆踊りを見せられる『死霊の盆踊り』
文字通り、ひたすら死霊の盆踊りを見せられる『死霊の盆踊り』 - (C)1965 Astra Productions, under license from Vinegar Syndrome

 最低映画監督として名高いエド・ウッドことエドワード・D・ウッド・Jrが関わった、サイテー映画の金字塔として名高いカルト作『死霊の盆踊り』(1965)のHDリマスター版と、『プラン9・フロム・アウタースペース』(1959)のカラーバージョンが、「サイテー映画の大逆襲2020!」と銘打たれ、新宿・シネマカリテで上映されることが明らかになった。

【画像】ジョニー・デップが演じた最低監督エド・ウッド

 エド・ウッド原作・脚本の『死霊の盆踊り』は製作から54年ぶり、1987年の日本初公開から32年ぶりのリバイバル。エド・ウッドが監督した『プラン9・フロム・アウタースペース』は、製作60年、デジタルカラライズドによる“総天然色版”で日本初公開。2作品とも、製作時の撮影監督が設計したビスタサイズによる日本初のDCP上映となる。

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 どちらの作品も、あらゆる要素が最低な一本としてあまりに有名なまさにサイテー映画の金字塔だが、そこには間違いなく得も言われぬ映画への愛もあふれており、今なおカルト作として映画ファンの間でその存在が語り継がれている。

画像テキスト
『プラン9・フロム・アウタースペース』(C)Legend films.

 上映の総合プロデュースを手掛けるのは、『死霊の盆踊り』の名づけ親でもある映画評論家・江戸木純。「映画史とは、今も繰り返し見続けられている傑作、名作だけでなく、その何倍もの駄作と失敗作の死屍累々が築いてきた歴史です。この2本は、その栄光の歴史にひときわ輝く、最低を極めて珠玉となった2つの伝説。ヒドい映画や耐え難いほどつまらない映画は世界中に無数にあります。でも、徹底的にヒドいのにまったく憎めず、こんなにも面白く、愛おしいは他にありません。これも間違いなく、映画の神様が起こした奇跡のかたち。失笑、嘲笑、爆笑の果て、壮絶なヒドさの中にも溢れる真の映画への愛を見つけたとき、あなたはきっと、かつて体験したことのない映画的感動に震え、涙することでしょう」とコメントを寄せている。(編集部・入倉功一)

映画『死霊の盆踊り』HDリマスター版は2019年12月28日、『プラン9・フロム・アウタースペース』総天然色版は2020年1月11日よりシネマカリテにて公開

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