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中村倫也が1人7役!主演映画で曜日ごとに入れ替わる主人公に

『水曜日が消えた』より
『水曜日が消えた』より - (C)2020『水曜日が消えた』製作委員会

 俳優の中村倫也が、主演映画『水曜日が消えた』(2020年公開)で1人7役に挑むことが4日、配給・宣伝の日活株式会社より発表された。曜日ごとに7人の「僕」が入れ替わる青年を描く異色作で、中村は「完成した画が予想できない脚本でした。また自分が7役演じることも“やっかいだなあ~”と。笑 でもだからこそ、あまり類を観ない邦画になる期待感を抱きました」とコメントを寄せている。中村にとって映画主演は、2016年3月公開の『星ガ丘ワンダーランド』以来。

【写真】中村倫也2016年公開の主演作

 本作は、1人の青年の内側で、曜日ごとに7人の「僕」が入れ替わるさまを描く奇想天外な物語。7人のうち最も地味な、通称“火曜日”の視点を通して描かれる。青年の内にある7人は、直接会うことはできず、日記を通して間接的に互いを知っているという設定だ。

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水曜日が消えた
主人公は7人の「僕」

 実写映画『アラジン』の日本語吹き替え版では主人公・アラジンの声優を担当し、美声を披露。7月クールドラマ「凪のお暇」で演じた人たらしの青年ゴン役も話題となり、12月には映画『屍人荘の殺人』の公開を控えるなど出演作が続く中村。本作を「いくらでも大ごとにできる出来事をあくまで日常として描いていくささやかさに好感を持ちました。ザラッとした、じんわりと温かい手触りを残せる作品になっていると思います」と紹介する。

 監督は、本作が長編映画デビュー作となる吉野耕平新海誠監督のアニメーション映画『君の名は。』にCGクリエイターとして参加した吉野監督がオリジナル脚本を手掛けたほか、VFXも兼任。本作の着想を「もしも自分の中に複数の人格があって……その中でも、つまらない“脇役”だったとしたら世界はどう見えるだろうか。ふと考えたそんな小さな空想からこの物語は始まりました」を語っている。

 撮影は2019年5月下旬から福島県いわき市で行われ、6月12日に投稿された公式Twitterでクランクアップしたことが報告されている。(編集部・石井百合子)

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