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綾野剛&星野源、刑事役で連ドラ主演 「逃げ恥」野木亜紀子が機動捜査隊の24時間描く

「MIU404」で刑事コンビにふんする綾野&星野
「MIU404」で刑事コンビにふんする綾野&星野 - (C)TBS

 綾野剛星野源が、TBS4月期金曜ドラマ「MIU404」(※読み:ミュウ・ヨンマルヨン 毎週金曜よる10時~10時54分)でダブル主演を務めることが13日、同局より発表された。脚本は、星野出演の大ヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(2016)の野木亜紀子。タイトルのMIUとはMobile Investigative Unit(機動捜査隊)の頭文字で、404は綾野と星野が演じる機動捜査隊員の二人を指すコールサイン。犯人逮捕にすべてを懸ける初動捜査のプロフェッショナル「機動捜査隊」が、24時間のタイムリミットの中で事件解決を目指す一話完結のオリジナルストーリーが展開する。

【写真】白衣姿で赤ちゃんをあやす綾野&星野

 綾野が演じるのは、機動力と運動神経は抜群だが機捜経験がなく、刑事の常識にも欠ける伊吹藍(いぶき・あい)。一方、星野が演じるのは、観察眼と社交力に長けているものの、自分も他人も信用しない理性的な志摩一未(しま・かずみ)。警視庁の働き方改革の一環で作られたという架空の臨時部隊「警視庁刑事部・第4機動捜査隊」を舞台に、警察内部で“何でも屋”と揶揄されるこの部署でバディーを組む2人の活躍が描かれる。ドラマ「アンナチュラル」「中学聖日記」(いずれも2018)などで組んできた塚原あゆ子監督と新井順子プロデューサーが名を連ねる。

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 綾野と星野の共演は、2017年10月期放送の「コウノドリ(第2シリーズ)」以来、約2年半ぶり。「コウノドリ」では正反対な性格ながら信頼し合う産婦人科医を演じていたが、「MIU404」では破天荒な刑事コンビにふんし、車内では軽快な会話劇を繰り広げる。

 綾野にとって野木作品への出演は「空飛ぶ広報室」(2013)以来、約7年ぶり。出演に「皆様お待たせしました。日本一のテレビドラマCrewが集結しました。脚本は野木亜紀子さんの完全オリジナル作品です。新井プロデューサー、塚原監督、各部署スタッフ、各キャスト、そして源ちゃんと共にブレーキ無しのトップギアでお届けします。乞うご期待! やばいよ、攻めてますよ、ワクワクが止まらないぜ!」とコメント。

 星野と野木は「逃げ恥」以来、約3年半ぶり。今年公開の映画『罪の声』でもタッグを組む。星野は「僕が演じる志摩一未は、刑事としてとても優秀なのに他人や正義というものを全く信じていない。野木さんと打ち合わせした時、『いい人じゃない星野源が見たい!』と言われ、自分もそう思っていたのですごくうれしくて。今までにない自分を出せそうで、ワクワクしています。そして剛くんとの共演は、『コウノドリ』で培ったものをまた別の形で表現できそうだと感じ、うれしく思います」と野木、綾野との再タッグに期待を寄せている。

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 脚本の野木は、刑事ドラマが多く作られる昨今に触れながら本作の制作意図を以下にように述べている。「刑事モノが乱立するドラマ界にこれ以上刑事ドラマを増やしてどうするんだ。しかし新井Pがどうしてもやりたいのだという。幸いこのチームには塚原あゆ子という名演出家がいて、素晴らしい二人の役者が参戦してくれた。私にできることは、みなが安心して打ち込める、脚本という名の設計図を用意することだけだ。56年ぶりの東京オリンピックを前に、活気あふれるどころか、解決しない憂鬱な事象がミルクレープのように重なって、今にも崩れ落ちそうな2020年の日本。事件が起こるところには必ず、人がいて、社会がある。その中で『機捜』の二人は何を目撃し、どう対処するのか。なんて小難しいことはさておき、本作は機捜エンターテインメント。しょうもないやりとりに笑いながら、少しの切なさと、少しの希望を持ち帰っていただければと思います」(編集部・石井百合子)

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