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『竜とそばかすの姫』3日間で興収8.9億超え!『バケモノの子』上回る大ヒットスタート

映画週末興行成績

『竜とそばかすの姫』より
『竜とそばかすの姫』より - (C) 2021 スタジオ地図

 土日2日間(7月17日~7月18日)の全国映画動員ランキングが19日、興行通信社より発表され、細田守監督の新作アニメーション映画『竜とそばかすの姫』が、公開3日間で動員60万人、興行収入8億9,000万円を突破。最終興収58.5億円を記録した『バケモノの子』を上回る大ヒットスタートを切った。

【写真】佐藤健×細田守監督『竜とそばかすの姫』インタビューカット集

 『竜とそばかすの姫』は、高知の田舎町で父と二人で暮らす17歳の内藤鈴(すず)が主人公。幼少期に母を亡くして以来、歌うことができなくなった彼女が、50億人以上が集うインターネット上の仮想世界<U(ユー)>に<As(アズ)>と呼ばれる自分の分身・歌姫「ベル」として参加。その世界で再び歌声を披露し、世界に注目される存在になっていく一方で、<U>の世界で忌み嫌われる竜の姿をした謎の存在と出会う。主人公すず/ベルの声・歌唱を、声優、演技も初となるミュージシャンの中村佳穂が担当。謎めいた竜の声を佐藤健が務めるほか、成田凌染谷将太、シンガーソングライターの幾田りら玉城ティナ役所広司らが声優に名を連ねる。土日2日間で動員45万9,000人、興収6億8,000万円をあげ、2位以下に大きな差をつけて初登場首位に輝いた。

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 初登場10位となったのは、映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』のコン・ユ、Netflixオリジナルシリーズ「青春の記録」のパク・ボゴムの共演によるSFサスペンス『SEOBOK/ソボク』。謎の組織から狙われるクローンと、彼を護衛する元情報局員が心を通わせていくさまが描かれる。

 先週、首位でスタートを切った『東京リベンジャーズ』は土日2日間で動員26万7,000人、興収3億6,700万円で2位にランクイン。累計では早くも動員110万人、興収15億円を突破している。3位は、土日2日間で動員7万5,000人、興収1億1,400万円をあげた『ゴジラvsコング』。累計では動員91万人、興収14億円を突破した。

 公開から19週目を迎え7月21日の終映が迫る『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は6位。累計では動員664万人、興収101.5億円を突破し、歴代興収ランキング35位となっている。そのほか、7位の『キャラクター』が累計で興収13億円、8位の『るろうに剣心 最終章 The Beginning』が興収22億円、9位の『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』が興収12億円を突破した。

 今週は、林遣都中川大志ら共演の実話に基づく『犬部!』、八代目市川染五郎の声優参加も話題のアニメーション『サイダーのように言葉が湧き上がる』『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』『劇場版『Gのレコンギスタ III』「宇宙からの遺産」』『とびだせ!ならせ! PUI PUI モルカー』などが公開される。(編集部・石井百合子)

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【2021年7月17日~7月18日の全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)】※()内は先週の順位

1(初)『竜とそばかすの姫』:1週目
2(1)『東京リベンジャーズ』:2週目
3(2)『ゴジラvsコング』:3週目
4(4)『ハニーレモンソーダ』:2週目
5(3)『ブラック・ウィドウ』:2週目
6(5)『シン・エヴァンゲリオン劇場版』:19週目
7(8)『キャラクター』:6週目
8(7)『るろうに剣心 最終章 The Beginning』:7週目
9(6)『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』:5週目
10(初)『SEOBOK/ソボク』:1週目

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