シネマトゥデイ

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FLiXムービーサイトの投票で圧倒的な人気で1位になったレオナルド・ディカプリオの魅力と最新主演作品『ザ・ビーチ』のロケ現場での彼の素顔に迫ってみた。

タブロイドの真相

写真協力:徳間書店 『我らディカプリオ追っかけ隊』

 1999年1月『ザ・ビーチ』がまさにクランク・アップされようとしていた。人々の注目はなんといってもディカプリオ。この時、彼をめぐる噂があった。一つはディカプリオ肥満説、もう一つはつきあっていた恋人クリスティン・ザングと共演のヴィルジニー・ルドワイヤンの妊娠。『タイタニック』で白馬に乗った王子様とディカプリオを重ねあわせていたファンにとって、この2つの噂はどうしても信じがたいものだった。


しかし、この噂には根拠があった。『タイタニック』、『仮面の男』出演の後、若い、昇り調子の俳優としては、長期ともいえる1年半の休業をしていたディカプリオだが、タブロイドなどが伝える噂は全て芳しくなかった。「乱交」、「不摂生な生活による肥満」あることないこと悪い噂のオン・パレード。前の年の11月、ディカプリオが12分間出演したウッディ・アレンの『セレブリティ』のプレミアに現れた際、顎の下の肉付きをファンは見のがしていなかったし、休みの間何度出演していた日本のCMにはあきらかに『バスケットボール・ダイヤリーズ』の時とは違う彼の体型が映し出されていた。 また、彼は『タイタニック』の後、破局したクリスティン・ザングと再びヨリを戻していたというのは事実で、かの女が下腹をせりだして歩いている写 真がパパラッチに何度か撮られている。


そして、1999年1月17日『ザ・ビーチ』のクランク・インをむかえる。報道陣の前に現れたディカプリオは、噂の一つ、肥満説を打ち消した。ほどよい肉付きの身体。華奢な足。顎の線もすっきりとしている。ただ、休暇中に攻撃を受けたパパラッチには異様な警戒をいだいているようで、初日に報道陣にサングラスのまま挨拶した彼は、翌日からは、顔を隠すようにして毎日ロケ地入りする。


ロケ班とディカプリオは毎日決まって午前8:30~9:00にロケ地に入る。12時前後に昼食をとり、暗くなる18:00前後まで撮影し、土日は休み。意外だが、これはサラリーマンのようにきちんとしている。夜のロケがある時以外、だらだらと夜遅くまで仕事をすることはなく、土日に働くこともまずない。 ディカプリオはだいたい18:00時に撮影が終わると1時間かけて船でプーケットの岬のホテルまで帰る。それから、1時間かけて夕食をとり、毎日ある撮影に備えて早めに就寝。夜遊びに出る隙もない。


撮影場所はタイの孤島。時折ディカプリオを追ってくる追っかけや、観光客がたまたま彼と出くわすことがあったが、それも数は報道されているほど多くはない。アジアから来たおっかけがもの珍しさに地元のタブロイドにとりあげられるほどなので、タブロイドや日本の週刊誌などは大袈裟に伝えすぎているといっても過言ではなかった。報道陣のいない場でのディカプリオや他の共演者やは実にのびのびと過ごしている。 フランスでは人気のあるヴィルジニー・ルドワイヤンもタイでは無名に等しく、タイで彼女に注目するものはだれもいなかった。ロケ地でヴィルジニーは他の共演者、もしくはスタッフと仲むつまじくしているところを何度か目撃されているし、ディカプリオと撮影現場以外で親しく出歩いている姿は見られなかった。 撮影の時期に限ってはヴィルジニーとの噂はまったく白といってよかった。 かたやクリスティン・ザングとの関係については黒で、彼女は撮影も終わりに近づいた4月タイに行き、ディカプリオと2週間の時間を過ごしてしている。ディカプリオ自身も彼女が国に帰る際には帰らないでくれ、と懇願したらしい。クリスティン・ザング妊娠説に関してはこの時点ではグレーだったが、その後1年以上経った今でも彼女の出産の話は伝え聞かないのでこれは白。クリスティンの肥満による下腹妊娠疑惑だったようである。

 







『我らディカプリオ追っかけ隊』 徳間書店刊より

 
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