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女優マホついにデビューか?!の巻

第12回ちょっと恐いハリウッドの話の巻】を読む

                             

森田まほ
映画が好き!現場で働きたい!その思いがこうじて単身アメリカ、ハリウッドへ渡り, 現場でインターンとして日夜現場を飛び回る日々が続く。

  ロスって、何が起こるか、本当に、分からないとこで、この前なんと深夜のデニーズにて、CASTINGのエージェントの社長にスカウトされてしまったー!!

も、もしや女優マホつつついに全米デビューか??

なんて調子に乗った日々をルンルン過ごしていたら、その人からある日電話がかかってきたのです。 も、もしや、ホントになんかの映画に大抜擢かい??と、はしゃいだのも束の間、、どうやらミュージッククリップのエキストラ…。

ちっ。このわたくしが?なんて言うわきゃあない!だってそのクリップ、私の大好きな、“ウータンクラン”のクリップらしい。てわけで、即okしたのでありました。大物だし、食事も豪華そうだしね! さてさて早速現場に着くと、なんとメイクさんが、ちゃーんとメイクもしてくれて、衣装まで選んでくれたのです。

普通のエキストラはこんな待遇されないのに、へ??って思ってたら、どうやら監督さんが、日本人のエキゾチックなのがイイとかなんとかで、通 行人から、会社のOL役(その日のセットは、会社)に格上げしてくれたらしい、、、わーーいわーい。エガッター!、日本人で!! てなわけでウキウキデ、出番を待つものの、どうもオセオセらしく、なかなか出番がこない、、。待てども待てども、、、、誰も呼びにこなーい!!

しかも、私が到着した時間は、昼がちょうど終わったばっかで、腹が減って腹が減って、、、。お腹の虫もグーグーグーグーなっちゃって大変。結局4時間待たされて、死にそうに、なっているとクラフトサービスというお菓子の部屋があるらしい。 もちろんソッコウで、よろよろとそこに入ると、なななんとそこには、ウータンのメンバーが!!! 

キャーー! 寝ていた…。 起こさないように、そおっと食いもんを物色してると、マイラブカップラーメンを発見!! このすきっ腹になんて素敵。あー神様ありがとう。が、、、。湯がねえ!! でも私はラーメンを食いたい一心で、水を入れてそのままチンするという暴挙に出た! はーこれで、久々に、ラーメンが食える!と思った瞬間。メンバーが起きた。 「は、ハロー」 と言った私に、 「ヘイ!」と、笑った前歯総金歯!!金歯金歯キラキラ。こ、こえー。

私は、ラーメンが出来たらソッコー立ち去ることをきめた。が、、そんな私にかまわず喋り続ける彼。優しい人なのだった。 「君は髪が、青いねーうん。日本人?? 日本の子は、可愛いねーー。」

 そして、彼は、衝撃的事実を言ったのだ。 「あれ?? ここにあった俺のカップラーメン知らない??」 …………………………殺される。やばい。に、にげなきゃ、、。言葉もでない私と、カップメンを探し続ける金歯。

チーーン。という音が、無情にも、その静寂をやぶった。あくまでしらを切る私。チーン。チーン。やめてくれーー!! そして、あくまで出来上がりをお知らせ続ける馬鹿レンジ。 五回目の、チーンが、鳴ったところで、金歯が言った。 「なんか出来たっぽいよ。」 はーさよーで。レンジを開ける私の手は震えていた。

「す、すいませんすいません。あの、私は、いいんで食べて下さい。」 と、ソーリーを連発する私に金歯は、もうイイから、行きなさいと言ってくれた。 とにかく外へ、、、。逃げるように、ドアを開けるとPAに、 「撮影中なんで、出ないよーに」 との非情なお言葉。 静寂の中、ずるずるとラーメンをすする音だけが響く。しかも、まずい。

 暫くして金歯は、私に言った。 「俺思ったんだけど、水チンして、お湯にしてから作ればよかったのに。」 ごもっともで、ごぜーました。

森田まほ

                             

来週に続く…

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