シネマトゥデイ


キビチーイ!ロスのロケーション事情

第14回映画天国ハリウッドの巻】を読む

                             

森田まほ
映画が好き!現場で働きたい!その思いがこうじて単身アメリカ、ハリウッドへ渡り, 現場でインターンとして日夜現場を飛び回る日々が続く。

  皆さん、ちょっとおめめを閉じて、、、想像してみましょう。もし!あなたの家に、でっかいハリウッドのロケ隊が、やってきて、撮影を始めたら。

もし私だったら、もうキャーッてなって、興奮して、写真とりまくって、全面 協力!しちゃいます。そう思った方は、きっとこの私だけではないはず。 それなら、ハリウッドに住む人たちっていうのは、きっとすっごいすっごい、撮影大歓迎だろうな。一日撮影観てられるんだもん。いいなーーーー、って思いますよね。 私も、そう思ってましたよ!! 撮影だけじゃなく、ハリウッドスターだって、見れるんだもん。サインもらいまくリの、一緒に写 真撮ってもらいまくリじゃーーん!!って、、。

それがですねえ、全く逆なのです。そんな可愛い人たちじゃないんです。いやあ、もうクールクール。信じられないんです。 例えば、日本でもし、シャロン・ストーンをスーパーで見たとか言ったら、エーーーッてなるでしょう?? それが彼等はそうはいかない。 「ふーーーん。なんか髪ボサボサだったでしょ?」 以上。

なんなんだーー!!(怒)って思うかもしれませんが、実際そうなんです。 だから、同じ様に、 「明日ここで、映画のロケやるんだってーー!!」 ってなったところで、 「はー?うざ。」 以上。 まったくかわいくねーー!!わけです。

ハリウッドの皆さんは、もうロケなれしちゃってて、全然興奮しないわけであります。アメリカ人がって、いうんでなく、たぶんここの人達だけでしょう。(NYもそうかな??)  アメリカの映画の、お仕事の中で、“LOCATION MANAGER” というお仕事が、あります。その映画に、ぴったりのロケ地を探して、セキュリティーの手配、住人との交渉などなどロケ全般 の面倒をみる人です。

私の、知り合いで、その仕事を長い間やってる人がいるんですが、一番大変なのは、住人との交渉だそうです。 「すみません、ここでロケをしようと思ってるんですが、、」 って言ってまず、イイ顔をする人は、あまりいない。 その土地を使わせてやるから、もし規定の時間内に撮影がおわんなかったら、一時間毎に、ペナルティーとして一家庭に尽き500ドルずつ払ってね。とか、あ、あそこに、あるゴミ箱とか、勝手に手をつけたりしないでね。赤ちゃんがいるから、あんまりうるさくしないでよ。とか照明を家の中にはいんないようにしてちょうだいなどなど、そこまでやるかーー!!って言うほどシビアなのであります。

彼女いわく、一番恐いのは、アクション映画。イタリアンマフィアをアメリカ人が、殺すシーンを、イタリー街で撮影したり、チャイニーズマフィアを日本人が、殺すシーンを、中華街で撮影したりっちゅーのは、とっても厄介とのこと。 撮影天国のロスでは、ありますが、その裏には、住民vsロケマネの、壮絶な戦いが、繰り広げられておるのでございます。          

森田まほ

                             

来週に続く…

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