シネマトゥデイ

 

 次から次へと不幸が起こり、見知らぬ 人たちの人生が深く交錯していく。構成上はリアルじゃない。なのにここには、およそ起こりうる苦悩や悲劇が詰まっていて、それはまさしく人生そのものだ。主人公は母。最愛の息子を失ったとき、彼女は演じていた母という役を降り、女に還る。そこには息子が、うかがい知ることのできなかったもう半分の人生があった。彼女の生きるテーマがあった。原色を散りばめた映画の色彩 感覚は、まるで十人十色の人生模様をシンボライズするかのよう。女性賛歌と言い切ってしまうのはたやすいが、ここに描かれた喜怒哀楽を心から理解するには、20歳では早すぎる。いや、観る者すべて、10年後に観直す必要がありそうだ。(清水節)


 アメリカでは名だたるマスコミが年間ベスト1に選び出した『オール・アバウト・マイ・マザー』は日本でもミニシアターで大ヒットを記録。この映画が受けた映画賞はカンヌ映画祭監督賞をはじめ世界中で32部門にも上った。2000年3月のアカデミー賞授賞式では、アルモドヴァル監督の手にペネロペ・クルスとアントニオ・バンデラスから外国語映画賞のオスカー像が手渡された。



 本作は噂にたがわぬ 感動作。特に女優陣が素敵! 息子を失った母親役のセシリア・ロスがみせる「演じる」ことで人生を乗り切る生きざまからは、女の誇りと母の偉大さを感じずにはいられない。立て続けにハリウッド映画への進出が決定しているペネロペ・クルスの存在も要チェック!



ペドロ・アルモドヴァル interview
彼女たちこそヨーロッパ最高の女優です!
ブロンドの美女たちが深い悲しみに直面 し、泣き叫びたいのもこらえて耐え忍ぶ姿には感動を覚えます。何よりも誇りに思うのは、見事なアンサンブルを見せてくれた女優陣。「彼女たちこそヨーロッパ最高の女優です!」と紹介したいくらい。
母親であるとともに、人生を演じる女優にもスポットを当て、出演者たちの存在そのものが作品の本質を語ってくれているのです。しかも幸運なことに美女ばかり! (2000年1月10日NY収録)
サイト&iモードに
寄せられた感動の声

<FLiX Movie Site>


●ちょっとした会話のやりとりや、画面の色彩感覚や、細かい部分までもが、とっても良く描かれた映画でした。すごくあったかくなって、あぁ女性に生まれてよかったなぁなんて思っちゃいました。
(padipadi ★★★★★)

●とってもいい映画でした。それは分かってるんですが、どう良かったのか言葉に出来ません。もうチョット大人になったら分かるのかな? 自分が母親になったらもう一度みたいです。
(yanyan ★★★★★)

●いつもながら、アルモドヴァルの独特の色彩感覚には脱帽。ストーリーもいいけど、迫力のある俳優陣の演技に、それぞれの人生の重みが感じられて感動した。
(KAO ★★★★)

<i―Flix>

●よく女性は「海」にたとえられますが、この映画でそれを思い出しました。女として生まれたこと、そして母親に感謝! 
(千葉県:じゅん)

●ペネロペ・クルスがカワイイ。献身的な女をや演じさせたら天下一品だ。
(茨城県:エロイシ)

●ラストシーン…涙がとまらなかった。巧みなストーリー展開に翻弄され、気がついたら画面 の中にのめりこんでいました。母の愛、恋人の愛、体だけ男に生まれてしまった人の愛・・・。いろいろな「女の愛」が凝縮された奇蹟の作品です。あぁ、女に生まれて良かった!
(東京都:るなるな)

 

 マドリードで暮らすマヌエラは、事故で息子エステバンを失ってしまう。母が一度も口にしなかった父の存在を知りたがっていた息子。その想いに報いるため、彼女はバルセロナへ。そこはいかがわしくも温もりのある街。旧友や女優らと出会いながら、かつての夫を探すマヌエラ。それは過去を受け入れ、人生と向きあう心の旅でもあった。

監督=ペドロ・アルモドヴァル
出演=セシリア・ロス、ペネロペ・クルス
99年・スペイン

12月22日発売

アミューズソフト販売/16,000円/DVD発売:アミューズピクチャーズ、販売:東芝デジタルフロンティア/税抜\4,800

全国のビデオショップを中心に配布される月刊フリーペーパー「Dramatic!」(発行:アミューズソフト販売/編集協力:FLIX編集部)が12月20日(水)に創刊されます。ミニシアター・テイストを持ったドラマティックな作品をフィーチャーしています。

 

【第ニ回『ポルノグラフィックな関係』を読む】
 

応募フォームに、クイズの解答番号、希望賞品(VIDEOまたはDVD)、住所、氏名、年齢、電話番号を明記の上送信してください。
抽選で合計20名様に賞品(VIDEO12本、DVD8枚)が当たります。

問題: 『オール・アバウト・マイ・マザー』の中で、主人公マヌエラが息子の父親さがしのためにマドリードを後にして向かった街はどこでしょう?

(1)ニューヨーク  
(2)シチリア  
(3)バルセロナ

希望商品: DVD / ビデオ

 

このプレゼントの応募は終了いたしました

 

『オール・アバウト・マイ・マザー』の中で、女たちが乾杯するシーンに登場する、スペインのスパークリングワイン「フレシネ コンドンネグロ・ミニボトル」のセット(6本入り)を10名様にプレゼントします。

販売価格:1本450円
提供:フレシネジャパン

 

 

 

 

 

このプレゼントの応募は終了いたしました

[PR]

この記事を共有する

映画アクセスランキング
  • Loading...
»もっとランキングを見る«
スポンサード リンク
スポンサード リンク