シネマトゥデイ

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廃虚となったダンバース精神病院を舞台にそれぞれ問題を抱えた5人の男達が自己崩壊する不安と、得体の知れない恐怖を描き出した密室スリラー『セッション9』。残酷な血のりやエフェクトを使わずに真の恐怖を感じさせられるサイコ・スリラーの決定版だ。
6月22日より シネマスクエアとうきゅう
配給:アミューズピクチャーズ
↑実在するダンバース精神病院の建物
↑番号のみが刻まれた墓石

“ダンバース精神病院” はアメリカ、マサチューセッツ州、ダンバースに19世紀に建てられ、1985年に閉鎖した精神病院だ。建物が廃虚と化した今も当時の面影を残しながら静かにたたずむ。また、北米一恐ろしい廃虚としてたびたびメディアで紹介されている。映画『セッション9』はこの巨大でありながら、閉塞感でいっぱいの本物の精神病院で撮影された。それぞれの建物は4つの病棟から成り立っており、コウモリが羽をひろげたような形に見え、建物自体が生物のように存在している。病院として機能していた当時は当初最先端の治療と環境で、アメリカだけでなく、ヨーロッパからも評判を聞き付けた患者が集まり、1500人定員のところを7000人にものぼる患者を収容せねばならず、部屋も与えられず、屋根裏部屋や通路に寝泊まりする患者であふれた。また、ショック療法やロボトミー(※注1)といった非人間的な治療法がくり返されたのもこの頃からだった。院内の庭には番号のみが刻まれた墓石が約300、今もひっそりと存在する。

※注1:ロボトミー:興奮する患者のこめかみに穴をあけてワイヤーを挿入。前頭葉白質の一部を切断する。術後、患者は外界に対し無関心、無気力になる。現在は人道上行われてはいない治療法である。

 


去る5月31日、東京、笹塚スタジオ、地下3階の廃墟スペーで入場無料の廃虚イベントが開催され、多くの廃虚ファンがつめかけた。

当日は世界有数の廃墟、ダンバース精神病院の秘蔵映像が公開された。

また、映画のメイキングと共に、ダンバース精神病院の魅力に取り付かれたアーティストやピーター・ミュランといった『セッション9』の出演者たちのコメント等、好奇心を大いに刺激する映像も上映。

廃墟写真家小林伸一郎氏他によるトークショー、丸太祥三氏の廃墟写真展示、佐伯日菜子さんと「廃墟の歩き方」監修者栗原 亨氏が出席し、会場は熱気に包まれた。

ブラッド・アンダーソン監督はソニーがパナビジョンとジョージ・ルーカスで『スターウォーズ エピソード2 クローンの攻撃』のために開発しているハイビジョンカメラの存在を知り、カメラのベータ試験として使用させることの契約を結ぶ。

このハイビジョンカメラの解像度のおかげで、廃虚の微妙なキズや埃などを鮮明に写し出すことが可能になり、よりリアルな映像が生み出された。

撮った映像はすぐさま巨大なハードディスクに保存され、その場のモニターですぐに再生することが可能だった。撮影期間は短かったのだがこのことにより短縮された。


“戦慄迷宮”『セッション9』バージョン

富士急ハイランドが誇る超人気アトラクションの“戦慄迷宮”が期間限定で『セッション9』バージョンに変貌! 薬品の匂いが漂う本物そっくりな病院の中を、懐中電灯だけを頼りに歩いて回るホラーハウス(地上4階建て、歩行距離500メートルと世界最長)が『セッション9』的リアルな恐怖を追及して更にバージョンアップ! セッション9部屋が登場したりと、恐怖度も倍増! 刺激のほしいあなた、ぜひ出かけてみては?


開催期間:6月1日~6月23日
富士急ハイランド情報
料金 【入園料】大人1200円、小人600円 【フリーパス(入園+乗り物乗り放題)】大人4500円、小人3300円 【ナイトフリーパス※17時以降】大人1500円、小人1000円 

交通: 【車】中央道「河口湖IC」隣接 【電車】JR中央線「大月」より富士急行線河口湖方面行き、「富士急ハイランド駅」下車

電話番号:0555-23-2111  

情報提供/プレゼント提供:アミューズピクチャーズ
『セッション9』読者プレゼント
『セッション9』ポストカード2名様

『セッション9』
非売品マスコミ用プレス3名様

『セッション9』
B2大型ポスター2名様

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  5. サイコスリラー『セッション9』