シネマトゥデイ

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渋谷公会堂でのファン・ミーティングのすぐ後に同じ場所で開かれた記者会見で、ぺ・ヨンジュンは眼鏡をサングラスにチェンジしてマスコミの前に再び姿を現した。マスコミの数はなんと、記者400人、スチールカメラ200台、TVカメラ30台。来日前には高熱を出し、体調もすぐれないぺ・ヨンジュンだったが、疲れた表情も見せずにマスコミからの質問にも一つ一つ丁寧に答えていた。その姿からは彼の誠実な人柄がうかがえた。

■俳優として認められたい

Q:初主演映画に『スキャンダル』を選んだ理由は?
ぺ・ヨンジュン(以下ぺ):いままでは正直でやさしい役が多かったので、デビュー10周年という節目の年に、いつもとは違う姿をお見せしたいと思って出演を決めました。また、初めての映画出演では俳優として認めてもらいたいという気持ちもありました。

Q:この映画のメッセージとは何でしょうか?
ぺ:……(かなり長い沈黙が続く)うーん難しい質問ですね。僕は1つの仕事が終わると、すっかり切り替えてしまうから撮影当時の気持ちを思い出すまで少し待って下さい(笑)。いままで「冬のソナタ」のチュンサンだという気持ちでいたので、『スキャンダル』のチョン・ウォンになるために時間をください(笑)。……時代の流れを無視して生きていたプレイボーイが、真の愛を見つける物語です。ですから、真の愛の大切さを伝えようとしている映画だと思います。また、見どころとしては、俳優陣の演技はもちろんのこと、美術の面でも非常に素晴らしいので、ぜひ注目して下さい。

Q:原作本や映画を参考にされましたか?
ぺ:もちろん原作本も映画『危険な関係』も参考にしました。でも『スキャンダル』は、それらとはまったく違う映画に仕上がったと思っています。

■プレイボーイの一面が……

Q:時代劇に出演するにあたり、大変だったことはありますか?
ぺ:出演を決めたとき、周囲の人が反対しました。いままでのイメージとあまりに違う上に、メガネもしないし、衣裳も似合わないと思われたからです。でも、僕は挑戦したいと思いました。確かにかつらやメイクは大変で、特にひげには苦労しました。ご飯を食べるシーンでは一緒に食べてしまったこともありました(笑)。そんな中でも撮影はとても楽しかったので、また時代劇に出演してみたいと思っています。中でも一番大変だったのは、プレイボーイの役を演じるということです。そういう役を演じたことがなかったので、とても悩みました。ですが、監督が僕からプレイボーイの部分を引き出してくれました。僕の中にもそういう一面があるということを初めて知りました。

Q:エロティックなシーンに抵抗はありませんでしたか?
ぺ:うーん……。映画にとって重要なシーンだと思うし、僕はエロティックというよりむしろ、美しいシーンだと感じました。また、どんなことでも頑張ろうという意欲にあふれていたので、恥ずかしくはありませんでした。

■アジアは1つ

Q:日本で「冬のソナタ」がヒットしたことについてどう思いますか?
ぺ:また「冬のソナタ」に戻らなくちゃいけませんね(笑)。この作品をとおして、日本の皆さんに愛してもらえるのはうれしいし、光栄だと思っています。そして、韓国と日本がようやく内面的な連帯感に気づき、第1歩を歩き始めたんじゃないかと思います。これをきっかけにお互いの文化を理解し、日韓の交流が深まってくれればと思います。僕はアジアというのは根っこは同じだと考えているんです。だから、これから、さらにアジアの映画市場がお互いに交流を持ち、1つになる努力をすれば、アメリカやヨーロッパに負けないような大きなマーケットになると思います。

Q:日本では「ヨン様」や「ジュン様」、「オッパ(お兄さんの意味)」と呼ばれていますが、ご自身が一番気に入っているのはどれでしょうか?
ぺ:日本で「様」をつけるというのは、とても丁寧な呼び方だと聞いているので、恐縮してしまいますね。でも、僕のファンの方なら何とよんでくれても構いません。

■今勉強中です

Q:日本デビューするお気持ちはありますか?
ぺ:アジアは1つだと考えているので、国籍に関わらず、いい役があれば挑戦しようと思います。でも演技をするためには、その国の言葉や文化を知る必要があると思うので、今は勉強している最中です。

Q:ご自身ができないと思うキャラクターはありますか?
ぺ:演じることが出来ない役はありません。たとえ経験していなくても、間接的に経験することはできるので、自分の中に取り入れて演じればいいと思います。ただ、今後演じたくない役はあるかもしれませんね(笑)。でも、いまはそういったことはまったく考えていないので、どんな役でも演じられます。

■日本の皆さんは純粋で情熱的

Q:初来日されて何に一番驚きましたか?
ぺ:何より驚いたのは、日本の方々の純粋な情熱です。また、誠実さにあふれ秩序を守る人が多い印象を受けました。相手の気持ちを思いやるという皆さんの姿勢は、とても素晴らしいと思います。

Q:ぺ・ヨンジュンさんが考える韓国の魅力とはなんでしょうか?
ぺ:逆に僕の方が教えてもらいたいですね(笑)。日本の人たちは相手への配慮が深いため、本音と建前(たてまえ)が違うそうですね? 逆に韓国の人たちは本音と建前が一緒なんですが、それは正直で温かい人柄の現れだと思います。

■あのシーンは本当に悲しかった

Q:「冬のソナタ」の中でここは一番観てほしいというところはありますか?
ぺ:「冬のソナタ」に出演する前の僕は、頭の中で演技をしていました。でも「冬のソナタ」からは心で演技するよう心がけました。もしかしたらそれが皆さんに支持された理由かも知れませんね。特に見てもらいたいシーンは、ミニョンがチュンサンだった頃に録音したテープを聞いて、涙を流すシーンです。あの時は本当に悲しくて、撮影が終わった後も5分から10分の間、涙が止まらなかったのを覚えています。

司会:では、これで記者会見は終了です。ありがとうございました。
ぺ:本当にもうこれだけで質問は終わりですか?
(もう1問質問できることになり、会場から拍手がおこる。ラストはぺ・ヨンジュン自ら指名することになった)

Q:「冬のソナタ」の影響で韓国語を勉強する人が増えたことについてどう思われますか?
ぺ:そうですね……。相手の言葉や文化を学ぶということは、相手を理解し、愛することのスタートになるのではないでしょうか。そういったきっかけを提供することができて、とても誇りに思います。これからも、もっとたくさんのきっかけを作り、皆さんをがっかりさせないよう頑張っていきたいと思います。

司会:最後にぺ・ヨンジュンさんから1言お願いします。
ぺ:ミナサン オツカレサマデシタ オゲンキデ。

『スキャンダル』は5月22日より渋谷シネ・アミューズにて公開

(取材・文:FLiXムービーサイト)

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