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『ニュースの天才』ヘイデン・クリステンセン インタビュー

取材・文:FLiXムービーサイト

1998年に起きた実在の事件を映画にした『ニュースの天才』。一流雑誌の記者が、記事をねつ造したというセンセーショナルな事件で、主人公のスティーブン・グラスに扮したのは、『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』でアナキン・スカイウォーカー役を演じたヘイデン・クリステンセン。今、ハリウッドで最も注目されている若手俳優であるヘイデンに、映画にまつわる話からプラベイートの過ごし方まで率直な声を聞いた。

■トム・クルーズとは次回も一緒にと約束

Q:実在した人物であるスティーブンを演じるにあたり、事前にどんな準備をしましたか。

スティーブンに会うことはできなかった。でも彼の書いた記事で、読めるものは全部読んだよ。あと彼の同僚に会って彼の全体像をつかむようにした。ジャーナリズムについては雑誌社に行って、編集部の雰囲気をつかむようにしたよ。

Q:製作にはトム・クルーズが関わっていますね。

彼は映画全体に関わってくれて、この映画が成功するように尽力してくれたんだ。トムとはこの次もプロジェクトを一緒にやろうって約束したよ。

Q:監督のビリー・レイはこの作品がデビュー作でしたが、これまで著名な監督と仕事をしてきたヘイデンさんから見て、彼はどんな監督でしたか。

彼は本当に頑張ったと思うし、いい仕事をしたと思うよ! 彼の脚本は大変素晴らしかったしね。とても細かく書かれていたので、俳優たちは演技をしやすかったと思うよ。彼はエネルギッシュでとてもインテリジェンスな人だったよ!

■かわいい嘘はたまに……

Q:映画は“敏腕記者がスクープを手にするために嘘のニュースをでっち上げた”というものでしたが、これまでに大きな嘘をついたことは?

僕はいたって正直な人間だよ(笑)。嘘をついてもかわいいものばかりさ。オーディションでは、出来ないことでもみんな「はい」って答えるんだけど、カナダで「スノーボードが出来る?」に「はい(本当はできない)」と答えたら、その役がきちゃったことがあるね。

僕に関して、根も葉もないニュースや記事が報道されることもあるんだ。それを読んだ人は、僕は実に起伏の激しい人生を送っているように映るかもしれない(笑)。でも俳優にとってはそれも仕事の一つだと思っているよ。

Q:このスティーブンの栄光と転落を演じて、演じる前の自分と演じた後の自分では何か変化はありましたか。

どんな役を演じても何か与えてくれるものがあると思うよ。自分の知らなかった部分を知ることができるし、自分に返ってくるものがあるね。スティーブンはとても悲しく、不安定な人間。彼を演じるために、僕自身のそういった部分についても掘り下げなきゃならなかったし、そんな面が僕にもあるんだと気づかされたね。演技をするということはひとつの自己探求だね。

■ジャーナリズムと俳優業

Q:そんな自己探求をする俳優であり続ける理由は?

いろんな人の仕事や職業を学べるからかな。今回スティーブンを演じて、ジャーナリズムがどんなものであるか知ることができた。ジャーナリズムはとても難しい。センセーショナルに書き立てたいけれど、真実を伝えなきゃならない。しかも魅力的な内容でなければならない。演技者も同じで、真実を語り、現実をつかんでいる必要がある。でも見ていてエキサイティングなものでなければならない。そういった意味ではジャーナリズムと俳優というのは似ている職業かもしれないね。

Q:それでは最後にファンが気になるヘイデンさんのプラベートな時間の過ごし方を教えてください。

あまりオフの時間がないんだよね。脚本を読んだり、映画関係者に会ったり、なにか仕事に関わることをしていることが多いんだ。でも休みがあればカナダに帰って家族や高校の頃の友人に会っているよ。あと少年時代はテニスやホッケーをやって過ごしたし、ピアノも少しやっていたよ。旅行で行きたい国はたくさんあるけど、東京にこんなに早く来れるとは思わなかったよ。

『ニュースの天才』は11月27日よりヴァージンシネマズ六本木ヒルズほかにて公開。

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